概要
アニメ『ウマ娘プリティーダービー』(Season1)に登場するモブウマ娘の1人。
皐月賞の出走表の枠順により彼女の姿は確定している。
特に目立つのが第5Rのエンディングにてスペシャルウィーク・エルコンドルパサーと共にウイニングライブを踊っているシーンである。
このことから、日本ダービーにおいて3着であったことがわかる。
デザインについてはキンイロリョテイと全く同じで、ピンクの勝負服を着ている色違いのウマ娘。
そのためいわゆる「2Pカラーリョテイ」の1人で、「モモイロリョテイ」などとも呼ばれている。
2Pカラーリョテイの中では最も目立つ活躍をしているため、彼女の画像が誤ってキンイロリョテイと紹介されてしまうこともある。
だが、正確に言えばアニメの設定画に描かれているのは彼女の方であり、むしろキンイロリョテイの方が彼女のそっくりさんなのである。
元ネタについて
皐月賞の枠順と日本ダービーの戦績から、彼女のモデルとなった競走馬はボールドエンペラーであると思われる。
黄金世代と呼ばれる98世代の中で、GⅡのデイリー杯3歳S1着、クラシック期はきさらぎ賞2着、日本ダービー2着、神戸新聞杯2着となかなかの好成績を収めたものの、古馬になってからは怪我で伸びず、引退を余儀なくされた。
馬名の由来は「勇敢な皇帝」と言う意味で、モブウマ娘名はボールド(太い)→マッシヴ(太くて重い)、エンペラー(皇帝)→コウテイという連想で付けられたと思われる。
彼を有名たらしめているのは14番人気であった日本ダービーで、競馬新聞『1馬』にて独特な本命馬を上げることで有名な清水成駿氏が本命に予想したことによる。
2ちゃんねるにおいて「◎はボールドエンペラーとする。」というコピペまで生まれている。
実際、きさらぎ賞でスペシャルウィークの2着となった彼は、波乱の日本ダービーでもスペシャルウィークの2着となってしまったのである。