この車種はMAZDAが販売している車両であるが、SUZUKIの軽トラキャリイおよび軽ワゴン、エブリイのOEMである。
経緯
MAZDAはマツダ・ポーターを1968年より製造していたが、これは設計が古く、ワゴンタイプは1961年製造開始のマツダ・B360が元であったため1976年に(軽自動車の仕様変更およびロータリーエンジンへの集中もあり)製造中止となったが、ポーターキャブは1968年に新規設計したものであったため、エンジンを他社による生産として、とりあえず製造され続けた。
しかし、1980年以降はその設計も陳腐化しており、4WD化もできない状況であり、モデルチェンジではどうしようもなくなっていた。
そのため、当時協力関係にあったSUZUKIからのOEMという形で新たなこの形式の車両を販売することにした。
そのため初代機はエブリイの2代目およびキャリイの9代目を採用しており、おおむねモデルチェンジと同時にモデルチェンジを行う状況となっている。