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ミネベアミツミFC

みねべあみつみふっとぼーるくらぶ

宮崎県宮崎市をホームタウンとするサッカーチーム及びサッカークラブ(※実業団)。
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概要編集

ホンダロックSC時代編集

元々は本田技研工業㈱の完全子会社でキーロックメーカーである㈱ホンダロックのサッカー部であった。一事業所の同好会を設立母体としている本田技研工業㈱のHonda FCとは異なり、こちらは同好会をそのまま正式な部へと昇格させている。そのため、創設年も同好会として創設した年としている。


この企業チームに転機が訪れたのは2004年。同年の九州リーグを初制覇し、その勢いで地域リーグ決勝大会(地決)の決勝ラウンドで3位という成績を残し、更にはJ2リーグ昇格2チームとJFL退会1チームの発生で枠の空きが3つも出来たので、おこぼれでJFL加盟を果たしている。しかしJFL加盟後は成績が伸び悩み、2006年には入れ替え戦で地決決勝ラウンド2位であったFC岐阜に叩きのめされて九州リーグへと降格してしまう。


それでも企業としてももう一度JFLを目指すことを決意し、たった2年で再昇格を果たしてしまう不屈の精神を魅せる。ちなみに、一度JFLから降格して、その後再昇格を果たしたチームは数少なく、ホンダロックSCはその中の1チームである。以降は色々と運に恵まれながらもJFLに残留し続けている。


ミネベアミツミFC時代編集

2022年にミネベアミツミが親会社の本田技研工業から株式を買い取る形でホンダロックを完全子会社として買収し、株式会社ホンダロックは社名を「ミネベア アクセスソリューションズ(ミネベアAS)株式会社」に変更。そのためチーム名も2023年から「ミネベアミツミFC」に改名することになった。元々ミネベアミツミグループは本田技研工業グループとの取引上において関係が深く、ホンダロックの買収はその縁によるものであった(※ただしサッカー部と異なり何故社名に"ミツミ"が入っていないのかは不明である)。そしてクラブカラー(チームカラー)も赤から青に変わった。但し、色調が変更された以外はホンダロックSC時代のものをほぼ継承している。


ホームタウンとホームスタジアム編集

ホームタウンはミネベアASの本社がある宮崎県宮崎市だが、その中で本社が構える佐土原町地域は元々、宮崎郡に属していた町政地域であった。ミネベアASの本社はJR日豊本線沿い近くにあり、最寄り駅のJR佐土原駅も自家用車で3分・徒歩20分で行ける場所にある。


ただしメインのホームスタジアムである宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場は佐土原駅より遠いが、逆に県内中心駅である宮崎駅からは近い場所にある。とはいえ最寄り駅に当たる宮崎神宮駅からは徒歩だと1時間10分もかかり、自家用車でも早くて15分はかかる。


基本的にミネベアミツミFCは県内ジプシーを行っており、固定開催されるスタジアムが無いが、使用頻度が一番高いのが生目の杜である。しかし今後、仮にミネベアASの本社近くに余っている土地があれば、ミネベアASになって以降の業績次第では小規模な自前のスタジアムを作ることも可能になるかもしれない。というのも行政としての宮崎市自体の優先順位が「シーズンオフのキャンプ誘致>(越えられない壁)>地元チーム」なので(※テゲバジャーロ宮崎が宮崎市内にホームスタジアムを持とうとしなかった原因でもある)、ミネベアミツミFCがトップチームの試合以外のサッカーイベントを行いたいのならばそういう手も有りではある。


その他編集

親会社チームだったHonda FCとの関係編集

本田技研工業グループ時代は、グループ内のサッカークラブの中でも実はHonda FCとの関係性は薄い方であった。そもそも初めて顔合わせしたのが2005年である。また、クラブ間の人材交流も一切無かった。しかし、同グループ同士だったので、ダービーマッチ『ホンダ・ダービー』の際は互いにバチバチとやり合っていた。


ちなみにHonda FCよりも先進的に行っていること(≒基本的にHonda FCはやる気がないこと)がいくつかあって、中でも他企業スポンサー(法人サポーター)を獲得していることは特筆するべき点である。その他、試合のネット配信生中継もHonda FCよりも先駆けて行った実績もあり、また、SNSアカウント開設後はネット上での情報発信も積極的に行っている。


ミネベアミツミFCになって以降のこと編集

改名後、早速『ミネベアミツミFC杯』と称した小学生サッカー大会を開催した。今後もクラブが積極的に地域に対する密着活動を行うものと思われる。


余談だが、ミネベアASの親会社であるミネベアミツミ自体はサッカーカンボジア代表のスポンサーでもあったりする。(ソース)


マスコット編集

不死鳥をモチーフとした「ロッキー」。不死鳥キャラはJリーグを含めて数少ないので頑張って欲しい処である。(他のクラブだとココココに居る)


性別はオスで、負けん気な性格をしている。何が遭っても何度も蘇ろうとして前を向くクラブにとって、実に象徴的なキャラクターとなっている。


別名・表記ゆれ編集

  • ホンダロックサッカー部 - かつての正式名称。
  • ホンダロックSC - かつての正式名称においての呼称。
  • ミネベアミツミフットボールクラブ - 現在の正式名称。

関連タグ編集

  • JFL
  • サッカー
  • テゲバジャーロ宮崎 - JFL時代のライバル。現在は格上。但し、天皇杯宮崎県予選では競り勝ったりしている相手でもある。
  • 電撃ネットワーク - 世界的にも有名な過激パフォーマンスグループ。このグループの元マネージャー(※厳密にはデビュー前の元メンバーでもある)が結成したサポーターグループがホンダロックSCには存在する。ちなみにその元マネージャーはホンダロックSCを応援したことを契機に、実際にホンダロックの社員になっていた時期もあった。
  • Honda FC - かつての親会社チーム。詳細な関係は上記を参照。

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