概要
型式番号不明。
漫画版『機動新世紀ガンダムX』に登場。
第7次宇宙戦争時に宇宙革命軍が開発・運用したモビルスーツ(MS)。他の宇宙革命軍機とは異なるカメラ部が頭部表層まで露出したモノアイ、推進器と一体化した両肩部を外見上の特徴とする他、両腕部に3連装の砲熕兵装を装備している。外貌は太めで、重MSといえる。
宇宙革命軍によるコロニー落とし作戦に際してその護衛に当たっており、ガンダムXと交戦し撃破された模様(ジャミル・ニートの回想シーンの1カット)。
機体名の「Mehrheit」はドイツ語で「多数」を意味するが、宇宙革命軍機の命名規則を鑑みると英語の「May」(5月)にも由来していると思われる。この場合、形式番号が05のザクⅠ、あるいは15のギャンに相当する宇宙革命軍の機種に連なる系列機(強化改造機?)なのかもしれない。
作劇上は、アニメ版『ガンダムX』に登場したフェブラルに相当する機体であり、登場シーンが描かれた時点ではフェブラルの設定資料が漫画版の作者まで届いていなかったため、独自に設定されたという経緯を持つ。
ランスロー・ダーウェルの乗機であったかどうかは明示されていないが、後にランスロー本人が漫画版に登場し、当時はフェブラルに乗っていたことがはっきり描かれたため、漫画版においても恐らくランスローの乗機ではない。