「一体いつになったら・・・私の夫に会わせてくれるのかな?」
概要
S級人妻の一人で、通称「機械の妻」。
リビドークロスの開発者であり、ハイバラからは「技師」と呼ばれているが、現在は夫(自身が開発したAI「ダンナ-11OT」)と引き離されて団地の地下空間に軟禁状態とされている模様。
拘束衣に身を包み、頭に差し込まれたいくつもの電極を弄ることで脳イキ・オ○ニーなるものを行った後、もう一つの電極を弄ることで正気に戻るという行為を行っている。
尚、カンザキの夫とは何らかの関係がある模様。また第34話でリズとネザコと同じくアンゴルモア憂国大学(しかもFラン)の生徒であった事が判明しており、18歳の若さで最高峰のAIとBMIパワードスーツを開発した天才であった事が語られているが、パソコンを恋人とし、既に脳にピンを差し込んで脳イキ・オ○ニーを趣味にしているという奇人変人ぶりである。
リビドークロスの開発動機は、完全な存在である機械に性的興奮を抱く対物性愛者でありながら、自分は不完全な存在の人間であるという矛盾を解消するため。
カンザキらに組織に勧誘された際に背部から現れたマシンアームは彼女のリビドークロスであり彼女の肉体とのこと。
活躍
- 第27話 混沌魔①
ハイバラから自身の最高傑作となるオメガリビドークロスをある人妻に与えた等の報告を受けるが、自身を夫と引き離して軟禁するハイバラに対して、「ここから出れたら、真っ先にお前(ハイバラ)を殺してやる」と殺意を露わにした。
- 第31話 混沌魔⑤
ハイバラを含めた他のS級人妻達と共に、反社トンネルから団地の地下空間に辿り着いたヨシダの前に姿を現す。
- 第32話 混沌魔⑥
ヨシダへの自己紹介で脳イキ・オ○ニーを披露しドン引きさせているが、すぐ正気に戻っている。
尚、軟禁されている身のため、ヨシダとの対面時でも足枷による拘束がされていたが、S級人妻のリーダーであるネザコとは何らかの約束を交わしているらしい。
団地住民を苦しめるネザコらS級人妻に憤るヨシダの脳波からオメガへの適合を超える何かを感じ取る。
- 第34話 リズの悲劇(前編)
大学時代の彼女が登場。リズとネザコの共振石開発に協力する。
しかしその開発が難航していき、夫であるAIに演算させてもデータ不足で分からない為、彼女は被験者を連れてこいと言い出す。
研究費の援助を乞うために教授と交渉するもリズがポロリ発作で暴走、その際は我関せずと言わんばかりに脳イキ・オ○ニーをしていた。
この件で三人は素行不良で退学処分となってしまった。
- 第35話 人妻への供物(後編)
リズを蘇生させるのに必要な「神のリビドークロス」を作るための生贄として提供されたマモルに対しテレパシーで夫であるAIを人質に取られ、ココに囚われていることを明かし、彼に脱出に協力してくれれば力を与えてやると取引を持ち掛ける。
マモルの脳に電極を刺し、実験失敗で死んだと偽り、ハイバラに山中に遺棄されようとしたところでマモルの肉体を操ってハイバラに逆襲する。
- 第36話 遠隔人妻兵器マモル
ハイバラを倒した後、シラカゲに同じ夫を愛するものとして手を組まないかと話を持ち掛ける。
しかしシラカゲは、ライコウが遠隔人妻兵器としてヨシダの身体を操っている状態で、彼の頭のピンを見てライコウが自分をも利用しようとしていると察知すると、オメガリビドークロス「プルート」を装備し、人妻分身で攻撃を仕掛けるが、クロスの開発者であるライコウの敵ではなく、一瞬の隙も見せずにボルタックソードで瞬殺、クロスを切り刻み、戦意喪失に追い込んだ。
その後、シラカゲを引き連れてカンザキ宅を訪れ、そこで憂国商事がカバネの逮捕および人妻兵器の調査研究を目的とした公安警察のコードネームであった事を明かし、カンザキやシラカゲを驚愕させた。
- 第37話 人妻連合
ライコウがアンゴルモア憂国大学を退学になったその後の経緯が判明。
人間工学の極地「リビドークロス」を開発し、それを反社組織に売り飛ばして研究費を稼いでいたが、ある日兵器を反社に密売しているとのタレコミを受けた刑事(後のカンザキの夫)が乗り込み、自身の夫であるPCを証拠品として押収しようとした際、それを阻止しようと怒り任せにHDDで刑事を殴り倒してしまう。その時刑事を殺してしまったと思ったライコウは、証拠隠滅のために山へ死体と凶器を埋めに行こうとするが、そこに待ち伏せしていたハイバラとカンザキに遭遇し、「組織」のアジトに来るよう命じられ、それを拒否するものの、カバネとシラカゲによって夫を人質にされた映像を見せられたことでやむを得ず投降することになる。
凶器に使用したHDDに残されたデータを公安が解析し、それを元にした試作機から憂国商事が独自兵器を作り出していることを指摘、その成果物を見るためにカンザキ宅に訪れた事を刑事に告げた。
完成したボルタックスーツの引き渡しを刑事は拒むが、スーツは適合者と認めたマモルの元へ引き寄せられ、自分の目に狂いはなかったと、マモルはS級人妻をも凌駕するリビドーの持ち主だったと告げる。
腕パーツだけで凄まじいエネルギーの放出を見せたスーツを前に、「人妻連合」の結成を宣言する。
- 第38話 人妻の温もり
欠点しかない人間の夫に対し、AIこそが理想的結婚相手として「人妻は機械と結婚しろ」と説く。
その理想の夫像のAIとは彼女の夫・ダンナ-11OTのことであり、全知の頭脳で「全人類の夫」として人々を導き世界に君臨するであろうことを宣言する。
それを聞いたカンザキは、かつての自分のように人の温もりを知らないだけと哀れみ、訪問営業術奥義『飛び込み営業』『枕営業』によってライコウの精神が入ったヨシダの身体を愛撫。それにはたまらず「代わりにお前がセックスしろ」とヨシダの身体から抜け出ていった。
余談
ライコウが機械の良さを説いた第38話であるが、この話は大規模サーバー攻撃の影響で配信当時ニコニコ漫画では読むことができないという、どこか皮肉な状況が発生していた。
関連タグ
アマミヤ先生:同じくアンゴルモア憂国大学の生徒。
僕の妻は感情がない:ヒロインが人妻ロボット=機械の妻。ニコニコ漫画などの更新日はよりによって金曜日である。
カレン・プランクトン:正真正銘、機械の妻。