概要
「ライザのアトリエ3」は、アトリエシリーズの一作で「ライザのアトリエ」の3作目(完結作)。
正式なタイトルは『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』。
PS5、PS4、NintendoSwitch版が2023年3月23日、Steam版が3月24日発売。
(当初の発売予定日は2023年2月22日であったが、1ヶ月の延期が発表された)。
主人公は今回もライザが務める。プレイアブルキャラは過去最多の全11人。
時系列は前作から約1年後で、シナリオは1作目と同じく高橋弥七郎氏が担当する。
物語はクーケン島の近海に「カーク群島」という、謎の群島が出現したことから始まる。
また、今作は4つの地方を舞台とし、アトリエシリーズ最大級のオープンフィールドが広がる。
ライザたちの最後の青春というコンセプトで、1からの登場人物は経験を重ねた上にほぼ成人している。思考面でも非常に落ち着いて行動する場面が多く、登場人物の成長がはっきりとわかる描写が多い。一方で新キャラクターのフェデリーカとディアン、そして前作から登場したパトリツィアの3人は少し年下で戸惑ったり無鉄砲に行動してしまったりと、かつてのライザたち3人組に見立てて成長していく様子も描かれている。
システム
「鍵」が文字通り本作のシナリオ、システム共にキーアイテムとなる。敵との戦闘中や特定のランドマークでは「鍵」というアイテムを生成することが出来、使用することでフィールドのギミックを開放したり、戦闘や探索で特殊効果を得ることが出来る。錬金術でも調合中に使用することで恩恵を得ることが出来、より強力なアイテムを生み出すことが可能。
但し鍵には使用回数の制限があり、0になると消滅してしまう。また、鍵は鍵束の数までしかストックすることが出来ず、ストックが満杯の状態で鍵を作るとアイテム扱いで所有することになる。ストーリーを進めると「無垢の鍵」というアイテムが調合できるようになり、この鍵そのものに効果はないが、鍵を生成するときに無垢の鍵を消費するとレアな鍵が入手しやすくなる。
登場人物
主要人物
ライザリン・シュタウト(CV:のぐちゆり)・・・主人公。愛称は「ライザ」。
クラウディア・バレンツ(CV:大和田仁美)・・・商家の娘で、ライザの友人。
レント・マルスリンク(CV:寺島拓篤)・・・ライザの幼馴染の戦士。
タオ・モンガルテン(CV:寺島惇太)・・・ライザの幼馴染の少年。
ボオス・ブルネン(CV:阿座上洋平)・・・ブルネン家の息子。
フェデリーカ・ランベルティ(CV:諸星すみれ)・・・工芸都市サルドニカの工匠組合長代理。
ディアン・ファレル(CV:三野雄大)・・・辺境の里「フォウレ」の戦士。
アンペル・フォルマー(CV:野島裕史)・・・流れの錬金術士。ライザの師匠。
リラ・ディザイアス(CV:照井春佳)・・・アンペルと共に行動する女戦士。
パトリツィア・アーベルハイム(CV:大空直美)・・・王都の貴族の娘。愛称は「パティ」。
ラーゼンボーデン村
モリッツ・ブルネン(CV:竹内良太)・・・ボオスの父親で村の有力者。
ランバー・ドルン(CV:落合福嗣)・・・ボオスの子分だった青年。
アガーテ・ハーマン(CV:浅野真澄)・・・村の護り手のリーダー。
ザムエル・マルスリンク(CV:松山鷹志)・・・レントの父親。
サルドニカ
アルベルタ・ローズ(CV:沢海陽子)・・・工芸都市サルドニカの魔石派閥の長。
サヴェリオ・グランテ(CV:高橋広樹)・・・工芸都市サルドニカのガラス派閥の長。
アンナ・ミランダ(CV:今野宏美)・・・工芸都市サルドニカの受付嬢。
フォウレの里
ドルト・カーティス(CV:置鮎龍太郎)・・・フォウレの里の長。
デアドラ・ノースフィル(CV:桑島法子)・・・ディアンの育ての親。
ウィンドル
フィー(CV:和多田美咲)・・・前作でライザが出会った小動物。