概要
いわゆるトムクリエイト系列の作品では初代より皆勤賞のキャラクター。
CVはオリジナルキャラクターにCVが設定されたZEROより一貫して、中井和哉氏が勤める。
諸般の事情により声優変更が多いGジェネオリキャラの中では安定感がある。
オリキャラの中でも、CV採用作品全てでCV付きかつ同一声優が担当し続けているのは彼だけである(同じくZERO以降声優が変わっていないゼノンは、FのみCV無し)。
外見的な特徴として、迷彩柄のバンダナを巻いている。
昔は目が三白眼で悪人面だったが、最近では割と普通のイケメン兄ちゃんになってきた。
能力
キャラクター特徴はオールドタイプで、初期能力が平均して高く成長も良いと、高い水準でバランスの取れたキャラクターと言う、位置付けになっている。
初代
初期能力はPA・PD共に15とオリジナルキャラの中でもトップクラス(PA初期値は5位、PD初期値は3位)。
更に強化人間にした際のNTLも高めと、強化人間向きのキャラクターでもあった。
ZERO・F
初期能力は初代に比べ「一般兵を一回り強くした」程度の落ち着いたステータスになったが、キャラクターの成長力が設定されたこの作品では、彼はその成長力を高めに設定されている為、順当に育てていけば主軸として通用する実力となっている。
序盤で圧倒的に強いエルンスト・イェーガー、育てれば爆発的に成長するマーク・ギルダーやエリス・クロードに比べると多少物足りないかも知れないが、それでも充分に頼れる存在。
強化人間の適性が高いのも継続している。
反面、魅力がややマークやエリスより低め。またブリッジ能力もイマイチ。
他のレギュラーメンバーと同じく、この辺でラナロウのステータスは大体こんな感じ、と言うイメージが形成された。
NEO・SEED
オリジナルキャラクターの中では比較的強い部類だが、オリジナルキャラクター全体のステータスが低めに抑えられており、彼も例外ではなかった。
とは言え、順当に育てれば通用はするが……。
SPIRITS
初期メンバーとして自軍にパイロットとして配置されている。初期機体はトルネードガンダム。
他のメンバーと比較すると初期値が割とマシで、真っ当に成長してくれる為、序盤が金欠、へぼパイロット、人員不足の三重苦に悩まされるSPIRITSでも、序盤から後半まで安定した活躍が可能。
反面、後半になればなる程、エースパイロットが勝手に参入してくるゲームシステムの都合上、ちゃんと育てていないと後半で2軍落ちする可能性もある。それでなくてもブリッジ苦手だし。
WARS
初期メンバーの配置や、パラメータ関係等はSPIRITSに順ずる。
強アビリティ「傭兵」を習得し、ついでに傭兵と言う設定を手に入れた。皆勤賞キャラの特権である強アビリティ「歴戦の勇士」の存在もあり、オリキャラパイロットとしての使い勝手はトップクラス。
尚、マークと同じくらい特殊台詞対応数が多く、色んな武器で叫んでくれる。
WORLD
もちろん初期パイ。
アビリティ面では他の初期メンバーに見劣りする面があるものの、射程の延びる「傭兵」やGジェネオリキャラの特権である「歴戦の勇士」は相変わらずの高性能。
但し、今作では未覚醒キャラ扱いなので、覚醒値を上げる為にはあるアビリティが必要。
尚、タイトル放置で始まる戦闘デモで、オリキャラ達も活躍する中、何故かラナロウはハブられていた。一方で、予約特典の小冊子の漫画では主人公として描かれている。
Gジェネエース
予約特典のGジェネエースではオリジナルキャラクターの漫画が掲載された。
ラナロウはシス・ミットヴィルを護るパイロットとして登場。シスを狙うフローレンス・キリシマ、ブランド・フリーズ、ブラッドの3人と戦う事となる。
物語や設定はゲームとは特に関係のない、ifストーリーと言う形であるが、ラナロウはシスを『ミーちゃん』と呼ぶ等、ややキザな性格で描写されている(ゲームで『ミーちゃん』と呼ぶのはカチュア・リィスである)。
OVERWORLD
アビリティが全キャラでほとんど共通になった為、能力面では他のパイロットに譲る部分もあるが、傭兵が準専用アビリティとなった事、そして初期パイロットである事と成長が早い事が何よりの売りとなる。相変わらず覚醒面は扱い辛いが、アビリティの組み合わせによってはかなり攻撃的なパイロットに仕上げられる。
だが、一番のラッキーはSPIRITSで搭乗機としていた、トルネードガンダムと共に戦闘デモに出演させて貰えた事だろう。WORLDではお預けだっただけにラナロウファンには嬉しい。台詞は流用だが、ケイ・ニムロッドとの連携でマークらに挑む。
クロスレイズ
覚醒値が伸びない代わりに、射撃値が相当伸びる。
その数値は古参の1人のエターナ・フレイルを超え、Gジェネオリキャラでは上位圏内に入る
それ以外の戦闘関連のものも平均をキープしているものの、やはりクルー能力は低い。
全般
初代の相当な実力を考えれば現在はやや陰りを見せているが、どの作品でも一定以上の実力を誇っており、いつの時代も安定感は変わらない。
決め台詞に「格の違いって奴を貴様に教えてやる!」があり、度々格の違いを強調したがる(このせいで極一部のユーザーから、逆に小物扱いされてしまっている)。
オリジナルキャラクターの特徴である中の人ネタでは、ガンダムエアマスター、ビギニング30ガンダムを愛機とさせられる場合もある。
関連タグ
マーク・ギルダー:最強のオリジナルキャラクター
シス・ミットヴィル:Gジェネエースでの(あくまで漫画内の描写として)ヒロイン役
フローレンス・キリシマ:Gジェネエースでのライバル役