CV:宮澤正
概要
トブの大森林の西側を支配しているナーガ。“西の魔蛇”の異名で呼ばれている。
人物像
グとは違い、アインズの強さを即座に感じ取り警戒するだけの賢さや慎重さは持ち合わせている。
そのグの短慮かつ頭の悪い面には辟易していた様で、アインズに「奴の脳みそがその肉体の様に立派であればといつも思っている」と零していてた。
容姿
胸部から下が蛇で、上がやせ細った人間の老人という姿をしている。
強さ
《不可視化(インヴィジビリティ)》(または《透明化》)の魔法が使える他、相手が自分に対して興味があるか否かを感じ取れる能力を持つ。
作中の動向
大森林内に突如現れた『滅びの建物』こと、アウラが建設中の偽ナザリックに対抗するべく、“東の巨人”グと手を組んで兵力集めに乗り出す。
しかし、いきなり攻撃を仕掛けようとしていたグを制止しようと彼の拠点を訪れていた所に、ルプスレギナからの報告を受け乗り込んで来たアインズとアウラに遭遇。
攻撃を始めるグに対して、アインズの底知れなさを教え共闘を提案するが拒否されたため《不可視化》を使い逃亡を試みるも、アウラに捕縛され失敗。彼女に攻撃を仕掛けるが、圧倒的な力量の差を感じ取ると抵抗を諦め、グと配下のトロール達が全滅するとアインズに忠誠を誓った。
魔導国建国後は、入国管理官の1人として入国希望者に講習を行っている。
ちなみに、「未亡人殿」と呼んでいる魔導王陛下の凄まじさを共感し合う茶飲み友達が出来たらしく、読者からはオラサーダルクの元妃の3匹のいずれかではないかと予想されている。
関連タグ
アゼルリシア山脈に住む“霜の竜(フロスト・ドラゴン)”の1匹にして、上述のオラサーダルクの長男。
リュラリュースと同様に、野生の勘と蓄えた知恵による判断でアインズに下った事で命が助かった。