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プロフィール編集

性別
CV三石琴乃

概要編集

聖地リトスを治める神竜の王であり、主人公リュールの母親。


千年前、邪竜ソンブルとの戦いに打ち勝ちエレオス大陸を救った英雄。

人々から神と崇められ、自らも愛する人間たちの世界を長い間見守り続けている。


慈愛と威厳を兼ね備え、敵には毅然とした態度を取る。一方で、リュールと再会した際には興奮し、思わず抱きつくなどの無邪気な一面も見せた。

薄い青色の髪と瞳を持つ。髪は編み込んでいる。一人称は「私」。


神竜という名に違わず、翼を持つ白い竜の姿になれる。1章クリア後、リュールが目覚めたことに気づいたルミエルは「早く会いたくて、飛んできたの…!」と竜の姿で本当に飛んできた。異形兵をブレスで蹴散らし、その後リュールと竜の守り人たちを背に乗せて神竜王城へ移動。竜石の描写がないため、その意志だけで変身できる様子。


我が子への愛情は深く、眠るリュールを守るために離宮ソラネルを造った。

物語開始時点で第三十三代まで存在する「竜の守り人」という役職も彼女が作ったようで、彼女自身やリュールの世話、ソラネルの管理などをさせていた。


2章にて、戦い方のレクチャーとしてリュールたちと模擬戦をする(要はチュートリアル)。

その際に「聖騎士の指輪」に宿る紋章士シグルドを顕現し、彼のスキルで騎馬すらも凌駕する圧倒的な移動力を得る。なんと敵ターン開始時にエンゲージして、突然広がった移動範囲で一気に距離を詰めて強襲してくる。彼女が装備しているナイトキラーの性能やブレイク効果も相まって、序盤とは思えない初見殺しとしてプレイヤーの度肝を抜いた。

本作で闇シンクロではなく、紋章士と正当にエンゲージする唯一の敵ユニットでもある。


ユニットとしては、神竜剣術と神竜気功術を操る「神竜ノ王」の兵種。なお、2章では気功術(体術)を使わず、「リベラシオン」という神竜に由緒ある剣を用いて戦う。この剣は2章クリア後、勝利のお祝いとしてリュールに手渡された。


3章にて、神竜王城を襲撃してきた謎の敵に応戦する。その時、リュールを庇って黒衣の人物の魔法攻撃を受けてしまい、倒れる。千年間自らの神竜の力をリュールに分け与えていたことで力が尽きかけていた彼女は、治療を受けても回復することはなかった。

ルミエルはリュールに「聖騎士の指輪」を託し、神竜として世界を救うために戦うように言い残し、リュールの腕の中で息絶える。リュールは彼女の遺志を継ぎ、指輪を集める旅に出る事に。



3章クリア後のムービーで、ビームのようなものを「聖騎士の指輪」に乗せて発射している。本作では竜族が同様の攻撃をする様子が見られることから、竜族特有の攻撃方法だと思われる。

また、植物や岩から「造られしもの」を作ることができる。異形兵と性能は互角らしい。


フィレネブロディアの王族を度々ソラネルに招いていた。イルシオンの王族も呼ぼうとしていたようだが、邪竜信仰という国柄のためか叶うことはなかった。

敬虔な神竜信仰の国であるフィレネの王族とは特に交流があったようで、フィレネ王城も、ルミエルが竜の姿で来ても問題ないように大きく作られているのだとか。


安全性を考慮して紋章士の指輪を各国に託しており、ブロディアとイルシオンには一つずつ、フィレネとソルムには二つずつ(表向きには一つずつ)渡している。また、千年前のフィレネに託していた紋章士はルキナだったが、何らかの理由でセリカに変更したようだ。


アネモネの花が好きだったようで、城の庭で育てていたらしい。アルフレッドの誕生日に白いアネモネの花をプレゼントしたというエピソードがある。


過去編集

※ネタバレ注意






















実はリュールはルミエルの実子ではなく、邪竜ソンブルの子。



千年前、邪竜との戦でルミエルは両親や仲間を亡くし、寂しさを抱えながらも神竜として世界のために数十年間戦い続けていた。


そんな中、ある事情で雪山に行き倒れていたリュールを見つける。

邪竜の子であるリュールは神竜であるルミエルを殺さなくてはならなかったが、初めて優しくしてくれた彼女を傷つけることはできなかった。しかし竜紋を守れず、神竜を殺せなかったとなれば、リュールはソンブルに処分されてしまう。

自分を「けっかんひん」だと言い、死への恐怖を語るリュールに対し、ルミエルは「あなたは欠陥品なんかじゃない」と否定。孤独感に苛まれていたルミエルは、敵と心を通わせては駄目だと思いながら、無垢で愛情を知らないリュールを殺す気にはなれなかった。

ルミエルの提案で、2人が出会ったことは内緒にし、再び密会することを約束してゆびきりをする。



その後、リュールはソンブルを単身で襲撃。

ソンブルが斬られた直後にルミエルが駆けつけるが、その瞬間、瀕死のソンブルに隙を突かれる形でリュールは致命傷を負った。


ルミエルの腕の中で、世界を救う正しい神竜になりたいという夢を語るリュールに、ルミエルは「あなたなら生まれ変われる」と伝える。そして、リュールの誕生日に素敵なプレゼントを贈ることを約束。リュールは感謝し、安堵して息絶えた。


ルミエルはリュールを自分の子とし、邪竜を討った英雄だと人々に公表。そして、リュールに自らの神竜の力を注ぎ込み続けた。

いつかリュールが目覚め、再び会話することを夢見ながら……


死後編集

※物語終盤のネタバレ注意






















25章で、ルミエルは異形兵として現れる。

ルミエルは死後リトスに埋葬されていたが、指輪の力を得たソンブルによって精巧な異形兵にされてしまった。グラドロンの王城にて、最後の邪竜紋の守護者として立ちはだかる。


ヴェイルのことを「欠陥品」と謗るなど、優しかった生前の面影はなく、話し方も仰々しいものへと変わっている。また、リュールへの執着がとても強まっている。


異形のルミエルは生前と変わらず「神竜ノ王」の兵種だが、装備は「達人の体術」に加え、神竜専用の剣「ヴィレグランツ」。この剣は彼女を撃破すると手に入り、リュール専用の剣となる。

邪竜紋による広範囲攻撃「邪竜紋砲」も放ってくるので注意。

またフラン、クラン、ヴァンドレ、ヴェイルそしてリュールと戦闘会話が存在する。

その際2章や3章で彼らに伝えたセリフを再度話しつつも声の調子などはその時と全く違い、戦意を剥き出しにした内容である。


倒された後は正気を取り戻し、消滅してしまうまでの僅かな時間でリュールと会話する。

リュールが生前の約束を果たしてくれたことを知り、労いと感謝の言葉をかけた。そしてこれからの世界を守っていくように託し、穏やかな表情で消えていった。




リュールの外伝で入手できる「約束の指輪」は、元々はルミエルの所持物。

神竜は自分が信頼した者に特別な指輪を渡すという習慣があるようで、ルミエルが誰かに指輪を渡したのかは不明だが、彼女の生涯で一番大切な人はリュールだったのは間違いないとマルスが語っている。



邪竜の章編集

物語開始時点で既に故人

異世界でも神竜王であり、千年前の戦でその命と引き換えに邪竜ソンブルを封印した。彼女亡き後は実子であるリュールが神竜王を継いでいる。


優しい性格に変わりはなかったようで、ソンブルの侵略から逃げ延びてきた魔竜族セレスティアをリトスに暖かく迎え入れ、家族のように過ごしたそうだ。



コミカライズ編集

第1話から登場。

リュールが目覚めたと聞き食事中に抜け出してきたようで、最初にフードを被って現れた際には口周りに食べカスを付けているというお茶目な一面を披露した。リュールからは「(母という割には)若い」と驚かれているが、4人で持つ程の長さのリュールに宛てた手紙を取り出す、リュールの活躍を記録する等の親バカぶりを発揮する。また、衰弱している様子が原作ゲームよりも描かれており、倒れたり、吐血する等体調を崩している。

リトスを襲撃してきた黒衣の人物と対峙し、紋章士シグルドとエンゲージして立ち向かうも、力が衰えていたこともあってピンチに陥ってしまう。そこへリュールが駆けつけて事なきを得るも、危篤状態で寝込むことになった(つまり、この時点で亡くならない)。


第11話にて再登場。アイビーの軍事裁判が開廷されるブロディア王国に現れた。

「本来なら人間同士の争いには介入しないが、邪竜による侵略なら人々に力を貸す」「世界を救う力を持つリュールと共に、今は人間皆が1つの方向を見るべき」とモリオン王に伝える。それを聞いたブロディアの貴族達はリュールを認め、アイビーの処刑も見送られた。


リュールの旅に同行したルミエルは邪竜が本格的に動き出す気配を察していたが、その身体は確実に弱っていた。

デスタン大教会で指輪を奪われ危機に陥ったリュール達を救うため、竜となって参戦(普段は竜石に力を封印しているらしい)。ソンブルと直接対決した後に倒れてしまったルミエルは、建物を崩壊させて敵を生き埋めにしようとした。そのまま動けない彼女は死を覚悟したが、そこにリュールが助けに来て、共に脱出することになる。

しかし、やっと出口を見つけた時に、背後からヴェイルの魔法に貫かれてしまった。ルミエルは咄嗟にリュールを逃がし、神竜としての責務を託す。そして、最後に「母さん」と呼んでくれたリュールの未来を思いながら息を引き取った。


ヒーローズ編集

神竜王 ルミエル編集

【仕事絵】ファイアーエムブレムヒーローズ ルミエル

「私は神竜王ルミエル。

 真の平穏の為、何度でも戦いましょう。

 あの子は…リュールはここにいる?」

属性
兵種剣/歩行
武器神竜王の剣(専用)
奥義竜穿
A飛燕明鏡の構え2
B見切り・追撃効果3

エンゲージ発売前に2023年1月の大英雄戦で登場。神竜とは言うものの剣士扱い。

ステータスは攻撃と速さがかなり高い。登場当時、素の速さは全歩行剣の2位タイで守備と魔防はやや平均寄り。


専用武器は速さ+3に加えてHPが25%以上の時は戦闘中、全ステータス+5かつキャンセル効果に速さの15%分、ダメージに加算しつつ回避効果。HPが残って速さが勝っていると複数の効果を発動してくれる。まさに攻めても守っても同時に戦える。


大英雄戦で初の見切り追撃効果が配布された。ただし、3まで獲得するには星5覚醒が必要となる。


英雄紹介では、「3000年もの間、エレオスを見守り続けた」とある。


遥空の神竜 ルミエル(神階英雄)編集

【FEH】遥空の神竜 ルミエル

「私はルミエル。

 エレオス大陸の平穏を祈る神竜。

 あなたのために、再び戦いましょう。」

属性
兵種竜/歩行
武器白き神竜王のブレス(専用)
補助守備魔防の応援+
A攻撃速さの竜眼4
B攻撃速さの大共謀4
Cリトスの神竜王(専用)

エンゲージ1周年記念として2024年1月から光の神階英雄で登場。紋章士マルスと同時実装。

今回は竜の姿に変身して戦う。通常版と衣装はほぼ変わらないものの、後光が差して神々しい雰囲気となっている。本編で自らが命を落とした後の世界を見守り続ける存在。


通常版とステータスを比べると魔防は上がるがHPと守備は下がってしまった。


専用武器はキラー武器効果と錬成ブレスに加えて自分のHPが25%以上の時は敵の攻撃25%-4分、全ステータスが上がり(最大14、最低5)、速さの20%分ダメージに加算して最初の攻撃と二回攻撃のダメージを40%軽減してキャンセル効果。


専用Cスキル「リトスの神竜王」は行動後、自分中心として縦横5マスに「天脈・護」を付与。この天脈は総選挙カムイのものと同じ。

もう一つは自分中心とした縦横5マスにいる味方は戦闘中、全ステータス+4かつキャンセル無効。自分は全ステータス+4かつ受けるダメージを30%軽減してキャンセル無効。歩行であるため総選挙カムイのように護り手で仲間を護る事は出来ないが大共謀4での妨害、ステータス強化とカウント遅延が可能になる。


魔法相手には強くなったが軽減込みでも通常版よりHPが下がっている上に竜特攻の弱点も増えているせいで耐久面は落ちている。軽減無効もそのまま据え置きのため、やられやすい。


異形なる竜王 ルミエル(魔器英雄)編集

闇魔器ルミエル

私はルミエル…

 ソンブル様のお力により蘇りし竜。

 愛おしい、我が子に会うために…

属性
兵種竜/歩行
武器魔器・歪神竜の竜石(魔器)
奥義氷蒼
A速さ魔防の竜眼4
B反撃の咆哮4
C異形なる竜王(専用)

2024年5月から今度は魔器英雄で登場。ソンブルによって異形兵として蘇った闇堕ち枠。


神階版とステータスを比べると魔防は上がるがそれ以外は少し下がってしまった。


魔器・歪神竜の竜石はキラー武器効果と錬成ブレスに加えて自分のHPが25%以上の時は敵の攻撃25%-4分、全ステータスが増加(最大14、最低5)と最初の攻撃か二回攻撃の受けるダメージを40%軽減して奥義カウント変動量+1と見切り追撃効果。誰でも活躍出来る魔器ギムレーと異なり、こちらは速さの高いユニットが活躍しやすい。


専用Cスキル「異形なる竜王」は行動後、自分中心として縦横5マスに「天脈・護」を付与。もう一つは自分中心とした縦横5マスにいる味方は戦闘中、全ステータス+4かつキャンセル無効。自分の場合は全ステータス+4かつキャンセル無効と奥義以外のダメージ軽減を無効。神階版の「リトスの神竜王」の前半効果は同じだがこちらは攻撃的で反撃型に特化している。


神階版と弱点はほぼ同じだが敵への妨害が無くなってしまったので弱らせる事が不可能に。


余談編集

名前の由来はフランス語でを意味するlumière(リュミエール)。

我が子であるリュール(lueur=閃光)と似たようなネーミングとなっている他、敵であるソンブル(sombre=暗い)とは対になっている。


担当声優の三石琴乃氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当。


初期段階では現在と違い、ピンクと水色の混じる髪で、オッドアイになっているデザインも存在したようだ(出典)。


関連記事編集

ファイアーエムブレムエンゲージ 聖地リトス

リュール

神竜 母親


ナーガ…同シリーズの「神竜王」繋がり。

ミコト…『if』における同じ立ち位置繋がり。

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聖地リトス せいちりとす

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