概要
黒ずんだ小さな髪飾り(ティアラ)。ホグワーツ創設者の1人であるロウェナ・レイブンクロー所縁の品で、レイブンクロー寮のシンボル・鷲・信条が刻まれている。
ロウェナの娘であるヘレナ・レイブンクローが母親から盗み、アルバニアの森に隠していた。
ネタバレ注意
ヴォルデモートの分霊箱の一つ。ヴォルデモートは在学中にゴーストとしてホグワーツにいるヘレナ(灰色のレディ)から隠し場所を聞き出しており、卒業後(正確な時期は不明だが1946年及びそれ以降)にアルバニアを訪れて入手。現地の農民を生贄にして分霊箱にした。
1956年頃の冬、ヴォルデモートがアルバス・ダンブルドアと会合を行う為にホグワーツを訪れた際、「必要の部屋」に隠した。実はハリー・ポッターは必要の部屋でそれが分霊箱だと知らずに触れたことがある。
1998年5月2日、ビンセント・クラッブがハリー達を殺すために悪霊の火を使用するが、制御できずに自滅して死亡した。この時、髪飾りも偶発的に炎に飲み込まれて破壊された。
なお、映画では諸事情によりこの際のクラッブの役目をグレゴリー・ゴイルが担っており、破壊方法もハリーがバジリスクの牙で突き刺した後、ロン・ウィーズリーが悪霊の火の中に蹴り入れる形になっている。
関連タグ
創設者の遺品
🟦レイブンクローの髪飾り