レンガ(煉瓦)は英語で "brick" といい、ブロック(block)はほぼ同義だが、小型のものを "brick" 、大型のものを "block" と呼び分ける傾向がある。
この記事で記述するマリオシリーズのレンガブロックは、複数の煉瓦を積んで立方体に形成したオブジェであり、キャラクターが叩くと何らかの挙動を見せる。
概要
土管・ハテナブロック・スーパーキノコと共にシリーズの代名詞といえるアイテム。基本的に茶色だが、地下・城ステージでは群青色。
何も入っていない空ブロックであることも多いが、コースによってはコインやアイテム・ツタなどの仕掛けがあったり、連続コインブロックだったりもするのでとりあえず叩いてみるのが基本。
マリオ(ちびマリオ)では壊せないが、スーパーマリオ以上の形態だと壊せる。ちなみにスコアは10ポイントで、全アイテム中もっとも低い。
アイテムなどが入っている場合は壊れず、ハテナブロックと同様に普通のブロックへ変化する(この場合はマリオでもアイテムを取り出せる)。ただし作品によっては、通常通り壊れて中からアイテムが出てくるケースもある。
余談
- 公式のウラ設定
これが登場した初の作品である「スーパーマリオブラザーズ」では、取説に「大魔王クッパの魔法によってキノコ王国の住民が姿を変えられた物のひとつである」という恐るべき設定が記載されていた(コインやパワーアップアイテムが出るのはせめてもの助力ということらしい)。
もし空のレンガブロックに変えられていてそれを砕かれたらどうなるのか、この設定が現在も残っているのかは不明。
- 絵文字
携帯の機種によっては、絵文字の「レンガ」がほぼそのまんまの形(🧱)で出てきたりもする。ただしこっちはレンガ3列分の幅。
- 外部出演
どうぶつの森シリーズではマリオ家具として『どうぶつの森e+』から登場している。『街へいこうよどうぶつの森』まではマリオ家具の中で唯一ギミックが一切存在していなかった(一応テーブル扱いなので上に物が置ける)のだが、『とびだせどうぶつの森』では触るとぶつけた時のSEが流れるというギミックがようやく追加された。
『あつまれどうぶつの森』では派生家具として『くうちゅうのレンガブロック』が登場。こちらはその名の通り空中に浮いている。
『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』、『星のカービィ トリプルデラックス』、『星のカービィ ロボボプラネット』、『星のカービィ スターアライズ』ではカービィのコピー能力「ストーン」の技「石ころへんしん」で登場することがある。