あらすじ
電話一本で駆けつけ、期間限定・有料契約で依頼人の様々な困りごとを解決する「レンタル救世主」達が、体を張って解決していくストーリー。主演は沢村一樹。
登場人物
「レンタル救世主」社員
社員の名前には、色にまつわるものが含まれている。
- 明辺悠五(あかべ ゆうご)/演:沢村一樹
主人公。商社で働く中堅サラリーマンだったが、お人好しな性格が災いし、元同僚の柿本に出資話を持ち掛けられて騙されたうえ、借金の連帯保証人にされて莫大な借金を抱え、会社をクビにされてしまう。家族に言えず、ハローワークで仕事を探すも自分に合った仕事が見つからず、途方に暮れていたが、ハローワークの掲示板に貼りだされていた「レンタル救世主」の求人広告を見て応募。面接で「残りの人生を懸けてこの仕事をします!」と絶叫し、採用される。
自分がお人好しでダメな分、声を出せない困った人たちを見過ごすことができず、依頼内容の範疇を超えて全力で助けようとする。ネクタイの色は赤。
常にカメラを持ち、自分の意見や依頼遂行の様子を自撮りして動画サイトに投稿している、自称スポットライト症候群のナルシストな青年。悠五と対照的に、仕事と仕事以外のことは割り切るタイプで、依頼人からの依頼以外のことはしない。また格闘技に長けており、悠五が依頼人とともに敵に捕まった時には大活躍する。実は、父親は世界的に有名な覆面レスラー。
ネクタイの色は青。
- 百地零子(ももち れいこ)/演:志田未来
他人に心を閉ざし、資産家の両親と優秀な兄がいるお嬢様。家や学校で居場所を感じられなかったことから、周りに「助けて」と言えずに閉じこもっていた。家を出て、古いアパートに一人暮らしをし、兄には大企業で秘書をしていると嘘をついている。実際は、デパートのお客様係で客からのクレーム処理と土下座をする毎日。その上支配人からセクハラを受け、耐え切れずに辞めてしまう。
いつも小声で呟いていて、高校時代に地蔵ちゃんというあだ名を付けられていたが、本当はラップを呟いていて、自分の気持ちをラップで話している。
支配人に拉致され、明辺や葵に助けられたのをきっかけにレンタル救世主への入社を決意。社員になる。入社後は普通に話すが、感情が昂ると口調がラップ調になる。
- 紀伊ロイ(きい ろい)/演:勝地涼
独特な明るいテンションと言葉遣いで話す。機械やパソコンに精通し、作業着姿でいたために悠五から電気屋に間違えられていた。ネクタイの色は黄色。
- 秦野いろは(はだの-)/演:中村アン
会社秘書。何を考えているのか分からないミステリアスな性格の持ち主。葵が動画を投稿するなど、なにかと会社の宣伝になるか否かを考えて行動している節がある。
- 黒宇幹太(くろう かんた)/演:大杉漣
「レンタル救世主」社長。感激屋で涙もろい性格。悠五を雇ったうえ、彼の債権を買い取った。社員たちに全身全霊で依頼に応えるように発破をかけている。