「長生きしすぎたバチが当たったか!」
「年寄りに寄ってたかってー!」
CV:茶風林
概要
リガ・ミリティアに所属するリーンホースカミオン隊のメカニック。カミオン隊最年長の85歳。以前はサナリィにいたらしい。
終盤、エンジェル・ハイロゥでの戦いにてリーンホースがズガン艦隊の中心へ特攻をかける際、レオニード・アルモドバルと共に中破したガンイージ(片腕が無くハッチも剥がれてコックピットがむき出し状態)に「砲台ぐらいにはなる」として搭乗してアインラッド付きのゾリディアの部隊を迎撃するも、敵の数と速さに対処できず、至近距離からコクピットにビームの直撃を受けレオニード共々戦死する。
色々ぶっ飛んでることで知られるボンボン版では若い頃は大のゲーマーだったらしく、Vガンダムを勝手に騎士Vガンダムに改造したり伝説のビームサーベル、エクスキャリバーの鞘製作に一番時間をかけたりとかなりやりたい放題している。
余談
ロメロの言う「長生きしすぎた」についてだが、年齢から計算するに生まれたのは宇宙世紀0068年になる。つまり、少なくとも連邦とジオンによる一年戦争の真っ只中は11〜12歳、グリプス戦役と第1次ネオ・ジオン抗争の頃は19歳〜20歳、第2次ネオ・ジオン抗争の頃には25歳、コスモ・バビロニア建国戦争には55歳である。数多の戦乱を越えてきた「生きた歴史」であるロメロだからこそ「長生きしすぎた」と言えたのであろう。
ガンダムF90の番外企画「月刊モビルマシーン」では、アナハイム・エレクトロニクスに在籍する研究者の1人の名にロメロ・マラバルと記載されており、MSA-0120のフレーム設計やF71 GキャノンにおけるF70からの再設計に携わっていたと語られている。口調の荒さからか「野生馬(マスタング)」の異名で呼ばれていた。
彼の理想とするMSは「小学生でも扱える軽い機体操作性」および「難民でも整備できるメンテナンスの容易化」とされ、リガ・ミリティアの主力であるVガンダムやガンイージは彼なりのMSへの理想が込められた機体でもあった。
アナハイムに居た彼が「サナリィに居た」と言う話になっているが、一部の資料では「アナハイムからサナリィへ移った技術者も居た」と言う話もあり、その1人と考えれば不自然な点は無い。特に、前述の理想は「商人」であるアナハイムでの実現は難しいと言う点も大きい。