ローラー(トランスフォーマー)
ろーらー
総司令官コンボイの本体を含め、彼を構成する3つのコンポーネントのうちの一つで、コンテナ内に格納されている6輪の自律小型車として登場。小型車であることを活かし、敵の撹乱やコンボイ本体が侵入できない場所への探索などを行う。玩具は紺色のボディだが、アニメでは銀色となっている。
変形機能はなく、劇中でローラーに自我があるかは明確には描かれていないものの、コンボイからは彼と呼ばれ、マイスターからも「ローラーはチビだがタフな奴」と高く評価されており、サイバトロン達にとっては仲間の一人として扱われている。
IDWパブリッシングのコミック『MORE THAN MEETS THE EYE』では、ヒューマノイド型のトランスフォーマー(メイン画像のデザイン)として登場を果たしている。
戦前のセイバートロン星を描いた『Shadowplay』編に登場するポイントワンパーセンターの警察官で、トレーラータイプの護送車に変形する。当時警察署長だったオライオンパックスやラチェットとは親友であった。フランクな性格でテレビ視聴が趣味、そしていつもクレムジークがパッケージに描かれているエネルゴン飲料を愛飲している。このエネルゴン飲料にはサーキットスピーダー(エネルゴン版覚醒剤)の一種C32が含まれているが、これは精神安定剤の代わりとなっている。
オライオンやある善良な議員らとともにセンチネルプライム率いる一派の弾圧と戦っていたが、ローラー自身はオライオンに対して「彼(議員)にとっちゃ君も駒の一つでしかない」とその関係を注意していた。また、仲間の殆どが特殊能力を持ち合わせているのに、自分はポイントワンパーセンターであるだけに過ぎず、オライオンは友人の好意で自分を仲間にしているだけだとコンプレックスを抱いており、上記のエネルゴン飲料もそのための精神安定剤として飲んでいた。
そして400万年前、アルヨン地方のホットスポットで誕生したスパーク達を、評議会の無差別爆撃から守るために一人爆撃の嵐に飲まれ、行方不明となってしまう。
その後ローラーが死亡したのか生きているのかは長らく明らかにされず、読者やファンの間では、彼がポイントワンパーセンターであることや、様々な状況証拠などから「DJDのターンはローラーなのではないか」という推測がなされていたが、#55話でローラー本人はネクロボットに救出されており、別人である事が明かされた(ターンの正体はローラーと共に活動していたダムスだったことも同話で明かされた)。
日本国内においてローラーというキャラクターは初代アニメシリーズの視聴者やIDWコミックの読者ぐらいしか永年知ることはなかったが、2015~2016年にかけて展開された玩具シリーズ『ユナイトウォリアーズ』にてワンダリングローラーとしての登場が決定した。タカラトミーの公式サイト内に掲載されている特典コミックでの元の姿は前述のIDWコミックのローラーと酷似しているが、最終章(バルディガス編 後編)にてコミックとは関連のないG1世界のローラーであることが明かされた。
元々はサイバトロン戦士であったものの、ユニクロン戦争の最中仲間とはぐれて次元の狭間に迷い込んでしまう。独り仲間の救援を待ち続けたが、次元の狭間に誰も来るはずもなく、信頼していた仲間に裏切られたと考えた彼は絶望と自責に支配され、やがて強い怨念エネルギーを持つようになった。
その怨念エネルギーをユニクロンに感知されてG1の世界に召喚、六輪装甲車に変形するスクランブル合体ボディに再フォーマットされ、グランドガルバトロンに合体可能となった。
長い放浪により記憶の一部を失っているものの、サイバトロンの象徴コンボイに対して特に強い憎しみを抱いている。また、タクティシアンサイクロナスやガルバトロンに対しては助け出してくれたことに深い恩義を感じており、忠誠を誓っている。
ユニクロンの軍門に下った後はコンボイ抹殺の機会を虎視眈々と狙うが、サイバトロン・デストロン両軍のユニクロンとの戦いを通じて最終的にコンボイと和解。決戦の後、コンボイの命が長くは持たない事を知ったローラーは泣き崩れるが、再び蘇ることを信じ息絶えたコンボイの遺体を警備する仕事へと就いた。そしてコンボイの蘇生のカギとなるゾディアック発見の知らせを聞いた彼は喜んだのも束の間、ダークノヴァの波状攻撃で傷つき、コンボイの遺体を盗まれてしまう。その後、彼はコンボイの遺体を捜索するためにバトルスターズに入り、敵を引き付けるために突撃し、
「約束したんだ!俺が最初に…生き返ったコンボイと会うんだって」
と叫んだ直後に敵の猛攻を受けて戦死してしまう。その後の描写からコンボイと共にゾディアックの力で蘇ったと思われる。
玩具は『コンバイナーウォーズ』シリーズのプロテクトボット・ルークのリカラー品。グランドガルバトロン合体時は左足を担当するが、スクランブル合体により他の手足としても合体可能。
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