概要
CV:城山知馨夫
本編屈指のドタバタ回である第38話「パニック・ザ・クレムジーク!」に登場するゲストキャラクター。
デストロンのメガトロンが対サイバトロン用に生み出した生命体。基本的に言葉は喋らず「クレムジーク!」という鳴き声を上げる。ただしたまに「ヌハハハハ」と笑い声を上げる。
また、吹替版では「いくぞぉ!」とか「おい、やめろ!やめないか!」といった言葉を喋る。
活躍
箱に詰められた状態でスラストによってサイバトロン基地に投げ込まれ、警戒に当たったサイバトロン戦士たちを襲撃しマイスターとホイストの電子頭脳をショートさせることによってダウンさせ、スモークスクリーンを大暴走させた。しかしスパークプラグの提案によって絶縁材コーティングされたコンボイ達によって追い詰められるが、絶縁処理されていない基地の電子機器を破壊し始め、テレトラン1までショートさせてしまう。しかしテレトラン1が最後の力を振り絞って通信衛星にアクセスし電波に乗せてクレムジークを日本に飛ばしてしまう。(はた迷惑な話である)
オメガスプリームに乗って追いかけてきたコンボイたちを海岸の砂に隠れることで待ち伏せし、オメガスプリームを倒し、新幹線を暴走させ、K゛ームアーKード(よく見ると日本語で『ゲームアーケード』と書かれている)のゲームをメチャメチャにした後「渋谷電気機械工業」のビルに潜入し、工業ロボットを暴走させる。工場のチーフエンジニアである吉川の作戦によってブロードキャストの高周波を浴びせられ、苦しみながらブロードキャストの体内に潜り込み捕獲されたかと思いきや、ブロードキャストのモーターから電気を得たことによって大量に増殖してしまう(これは録音モードで吸収しようとしたブロードキャスト自身のせいでもある)。
各地で暴れ回るクレムジークを止めるために第二の作戦としてコンボイは発電所から直接電気を引いて建設中のビルに流すことでクレムジークをおびき出そうとするが、集まったクレムジークは合体して巨大化したため、街中で大暴れを始めてしまう。
万策尽きたかと思われた時、デストロンがこの騒ぎに乗じて海上に設置したエネルギーマグネットの長距離使用実験を開始したため東京中の電気が吸い取られ町の機能が停止したことをでメガトロンのたくらみに気付いたコンボイの策によってテレビ局におびき寄せられ、電波に乗せてエネルギーマグネットに飛ばしデストロンにクレムジークを送り返す。
エネルギーマグネットの電気を食ったことで装置が大破し、デストロンは撤退。その後は吉川が発明したレーザー砲によってクレムジークは再生不可能になるまで粉々にされるのだった。
…ところがブロードキャストの体内にいつの間にか忍び込んでいたクレムジークの生き残りが飛び出したため、サイバトロンはまた東京中を追いかけまわす羽目になった。