CV:飯塚昭三
概要
『宇宙鉄人キョーダイン』第20話「南海のリズム!恐怖の夏休み」に登場したワニの特性を備えたダダロイド。茶色と青色のボディをしている。鳴き声は「ワニンガー!」。
水中戦を得意とし、水中では赤く発光する。接近戦では顎の牙を使った噛みつき攻撃と岩も砕く尻尾攻撃を行う。また子ワニを子分として引き連れている。ただし、陸上では鈍足で、ゴンベスにも追いつけなかった。防御力は高く、スカイゼルのスカイアームも弾いてしまった。
弱点は火で、(体が水で濡れていても)火を見るとひるんでしまう。またドラムの音を聞くと興奮して狂暴になるという癖を持つ。
劇中の活躍
宮城県の釜房ダムに潜んでおり、サイバグラフィー竜治が葉山健治、白川エツ子、細田軍曹、ゴンベスを連れて仙台市のバリハイセンターを訪れると、彼らの前にたびたび子ワニを送り込むという嫌がらせを行う。その夜、バリハイセンターのショーで出たドラムの音に引き寄せられて出現し、グランゼルおよびスカイゼルと交戦する。スカイゼルのアドバイスで松明を持ったグランゼルに近付けず、仕方なく退散する。
翌日、松島を訪問したキョーダイン一行を監視していたが、焚き火のせいで近付けず、さらに彼らのそばで釣りをしていた男性のラジオから流れるドラムの音楽で興奮し、彼の釣り竿にかかってしまう。釣り人を噛み殺した後、キョーダインの目を盗んで健治、エツ子、ゴンベスに襲い掛かる。しかし、キョーダインに追いつかれてしまい、グランゼルのダダニウムガソリンとスカイゼルのオートミサイルで火が発生したため、やむを得ず退却する。
実は彼の目的は釜房ダムの破壊だったのだが、退却する際に「あと30分以内であのダムを吹っ飛ばしてしてやるわ!」と発言したせいでキョーダインがダムに現れてしまう。ロボ兵を一掃したキョーダインだったが、ワニンガーは湖底に潜んで破壊を進めていた。そこでキョーダインは楽団に頼んでドラムを演奏してもらい、その音に釣られてワニンガーは上陸してしまう。ドラムを鳴らすキョーダインに釣られて彼らを踊りながら追いかけ、その結果トラバサミと檻で拘束されてしまう。何とか拘束を解くものの、スカイミサイルの体当たりとグランカーの火炎放射を受けて爆散した。
関連タグ
宇宙鉄人キョーダイン ダダ星地球侵略ロボット軍 ダダロイド ワニ
奇械人ワニーダ:前年の作品に登場したワニの怪人。フォルムがなんか似ている。
海底原人ラゴン:音楽を使って誘導する所が似ている(こちらは音楽を聞くと大人しくなるのだが、巨大化すると逆に狂暴になる)。