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三宅貞夫

みやけさだお

相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜に登場するゲストキャラクター

ドラマ相棒の登場人物。

演:石倉三郎


概要編集

本作の籠城事件の人質の一人であり、警視庁生活安全部長階級は警視長。各部長クラスの中でただ唯一のノンキャリアでありながら現在の地位まで出世したことから同じ経歴の警察官の角田からは「ノンキャリアの星」と称えられ、退職後には大手企業顧問の座が用意されていた。

また、刑事部長の内村も含めた他の部長から固辞される中、特命係からの質疑応答に快く答え、唯一彼だけが調査に協力してくれた。



関連タグ編集

生活安全部

警視長
























この先、劇場版Ⅱの終盤において重大なネタバレの為注意!!
















実は、彼自身は今作の黒幕である影の管理官の正体を知っており、同時に籠城事件で籠城犯を射殺した犯人である事に気付いていたが、予め幹部全員に予告されていた籠城犯からの告発文書を彼を含む部長全員が握り潰していた為、彼の犯行を黙認していた。


だが、小野田公顕と警察庁長官の金子文郎による警察庁の警察省への昇格を柱とする警察改革を進めようとした際に、籠城事件の真相を利用して反対する警視庁幹部の一掃に巻き込まれてしまい、他の部長が地方県警や民間企業、閑職等への辞令が下される中、彼だけが懲戒解雇処分となっていた。理由はスピード違反の揉み消しや金品授受等の些細な物であり、今までは警察庁の恩恵で見逃されていたが、今回の警察改革の際に自身だけがノンキャリアという理由で不必要と見なされ、今までの悪事を露呈されてしまう。その際、籠城事件の件は自身は手を貸した覚えは無いと言い逃れをするが、他の部長からは手のひらを返す様に見捨てられ、内村からは見苦しいと言わんばかりに切り捨てられしまう。


この生贄のような処分に彼は小野田に怒りを抱き、40年以上言われるがままのノンキャリアの道を歩み続けた彼の人生に一生消えぬ傷を付けられた事で遂に殺意を抱く。そして、影の管理官の逮捕を黙認し、警察改革を遂行し続ける小野田とそれに反抗する特命係との論争が終わり、警視庁の地下駐車場に出て来た小野田を待ち構え、車に乗り込もうとした所で彼を刺殺する。その後、駆け付けた特命係に身柄を取り押さえられ、現行犯逮捕された。その際彼は何の為に何十年も警察に尽くしてきたと思っているんだ!!と恨み言を発しながら連行されていった。


この一部始終を目の当たりにした伊丹らは取り調べの際にこれがノンキャリアの星の末路かよ...と哀れんでいた。


しかし、この犯行が功を奏したのか特命係にとって彼を影の管理官検挙の重要参考人となり、警察を追いやられた今の彼ならば籠城事件の詳細や告発文書の内容も証言してくれると彼を重要視していた。

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