二本足であることや、二脚式の保持をおもなうもの。
主な二脚
- 主にロボットの脚が二本であるものに使われる。
- アーマード・コアの脚部カテゴリのひとつ
- その他二本脚のロボット全般。民間用・人型ロボットでない場合も含める。
- 狙撃銃・機関銃などの安定保持・スタビライザーとして使うアクセサリー。
現実では技術的問題から無限軌道(キャタピラ)などが採用されている場合が多い。
アーマード・コアの二脚
ACの必須パーツの一つである『脚部』の一種。
人間と同じ直立二足歩行を前提としたパーツで、一般的なロボットの足と同様。
パーツ特性としては、とにかく汎用性を重視した可も不可もないバランス型の性能をしており、企業やパーツそのもののコンセプトによって性能が大きく左右される傾向にある。
またパーツのデザインも千差万別であり、直角で無骨なもの、流線形の前衛的なもの、逆関節などものによってはバランスのとり方やパーツの強度を勘繰りたくなるような奇抜なデザインも多い。
当然ながらシリーズ皆勤であり、初期機体のパーツは中量級二脚のバランス型をコンセプトに構成されている場合がほとんどである。
武器に装備された二脚
おもに銃火器の前方に装備され、任意で銃の前方にハの字に展開できる安定装置。
重量負担や手振れを大きく減らす、長時間の保持や反動軽減、依託による安定保持を目的としたもの。地面に銃を置く際に銃口や機関部が汚れにくい特性もある。英語ではバイポッド(bipod)とも呼ばれる。
精度の要求される狙撃銃や元から重い機関銃には標準装備されているものが多い。オプションとして後付けできるものもある。
もしも二脚なしで同様の効果を目指すと、銃にフィットする手頃な高さと硬さの物品を探したりそれを持ち歩かなくてはいけない。
ただし射撃時以外、非使用時にはデッドウェイトとなり標準装備にすると銃の単価が上がってしまう欠点もある。
長時間の待ち伏せや長距離射撃(狙撃)などでは特に効果を発揮する。より安定感の増す三脚に据え付けられる場合もあるが取り回しは悪化するし三脚自体が大きく重いため一長一短。元より特大サイズと重量のある重機関銃や対戦車兵器は最初から三脚を使用する場合がほとんど。
専守防衛で待ち伏せに有利なことから自衛隊のアサルトライフルである64式小銃、89式小銃には標準で装備されている。20式小銃からは射撃時に握るフォアグリップと兼用のパーツとなり、個人の体格に合わせて前後させる事も可能となった。