概要
1479年or1489年生~1563年没
遠江国の国人として代々井伊谷を統治してきた井伊氏の第16代当主。
2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』の主人公である井伊直虎や徳川四天王の一人である井伊直政の曾祖父にあたる人物。
戦国時代において直平を始めとした井伊氏一族は駿河国の今川氏に属していたが、長男の直宗は小田原城攻略で戦死し直宗の子直盛は桶狭間の戦いで戦死、次男の直満と三男の直義は家老・小野正直の讒言にて謀反を疑われて今川義元の命で殺害される。直満の子・直親もまた松平家康との内通を疑われて義元の嫡子・氏真に殺害される等、子や孫に先立たれるなどの不幸が多く直平自身も1563年に従軍した際に没した。
余談
- 直平の最期に関しては「井伊家伝記」においては今川家臣飯尾連竜の妻であるお田鶴の方に毒殺されたとしている。
- 徳川家康の正室である築山殿の生母は直平の娘である説もあり、大河ドラマ『おんな城主直虎』においてはこの説を採用している。
関連タグ
龍造寺家兼…子や孫に先立たれまくった点が同じ。