概要
地上駅であるこの駅から先小田急線は登戸駅まで一貫して高架か地下を走行し続けるため、次に地上駅に到達するのは向ヶ丘遊園駅になる。
線路の真上を山手通りが、真下では首都高速中央環状線が交差している。
駅名は代々木八幡宮があることに由来するが、駅からも若干遠くむしろ代々木公園の方が近い。
小田急の線路沿いを少し進んだ先に童謡「春の小川」の舞台になった河骨川の歌碑がある(現在河骨川は消滅こそしていないが、マンホールの地下に隔離されてしまった)。
近くに千代田線の代々木公園駅がある(千代田線が代々木公園駅まで開業してから代々木上原駅に延伸するまでの間は、当駅が小田急から千代田線への乗換駅として機能していた)為、東京都心方面の利用者はそこまで多くない。
駅構造
2019年3月のダイヤ改正に合わせ駅舎が橋上駅舎に改修され、島式1面2線のホームの使用を開始した。
以前は相対式2面2線の配置であったが有効長が8両編成分しかなく、10両編成の各駅停車を設定するにあたり上下線の間に現在の10両編成対応の島式ホームを設けた。
尚、当駅が10両対応になった事、更にのちに開成駅が10両対応になった影響で小田急線内で8両しか対応できない駅は消滅し、小田原線も新宿駅~開成駅の各駅のホーム有効長が10両対応になった影響で新松田以東の各停10両化を促進する要因となった。
更に、2019年11月30日に橋上駅舎からホームに沿って高架通路を建設し、山手通りと直結させた。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は20,580人である。
- 小田急の駅では第50位。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 | 順位 |
---|---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 20,997人 | 49位 | ||
2009年(平成21年)度 | 20,283人 | -714人 | -3.4% | 52位 |
2010年(平成22年)度 | 20,051人 | -232人 | -1.1% | 52位 |
2011年(平成23年)度 | 19,460人 | -591人 | -2.9% | 53位 |
2012年(平成24年)度 | 19,682人 | +222人 | +1.1% | 53位 |
2013年(平成25年)度 | 20,342人 | +660人 | +3.4% | 53位 |
2014年(平成26年)度 | 19,810人 | -532人 | -2.6% | 54位 |
2015年(平成27年)度 | 20,411人 | +601人 | +3.0% | 54位 |
2016年(平成28年)度 | 20,541人 | +130人 | +0.6% | 53位 |
2017年(平成29年)度 | 20,527人 | -14人 | -0.1% | 53位 |
2018年(平成30年)度 | 20,386人 | -141人 | -0.7% | 53位 |
2019年(令和元年)度 | 20,580人 | +194人 | +0.9% | 50位 |