概要
『ブルーアーカイブ』2024年10~11月の期間限定イベント「Serenade Promenade」。
本イベントで、トリニティ総合学園のシスター・伊落マリーは、色々あってトリニティ謝肉祭(文化祭)でアイドルユニットのリーダーとして舞台に立つ(伊落マリー(アイドル))こととなり、ストーリーの主役格を担うことが予告されていた。
いざイベントが始まると、戸惑いながらもアイドルとして頑張ろうとするマリー……
と同時に、そこにはバイクで突っ走るマリーの姿が!!
詳細はイベントストーリーの山場に関わるため伏せるが(後述)、事情あってマリーはシスター服のままバイクでトリニティ自治区を疾走することになったのだ。しかも途中からは先生を2ケツで後ろに乗せて。
敬虔なシスターが銃や剣を振るって大立ち回り、あるいは自動車やバイクを豪快に乗り回すというのは、娯楽作品では人気のシチュである。そして緊急事態とはいえ普段のマリーからは想像しづらいバイク運転というギャップは、多くの先生たちを驚かせた。
ただ、立ち絵は存在せずバイクの詳細は不明のため、バイク好きの先生たちは一体どんなタイプの車両なのか様々に想像し、pixiv上では各絵師が思い思いのバイクを描いている。
- 先生と二人乗りで急ぐ必要があるからには、大型二輪だろう。
- シスター服でも脚を露出させずに済む、ビッグスクーターではないか。
- エンジン音のSEがヒントになるかも。(2ストの音に聞こえるとの声も)
- 架空バイクといったら、やっぱり金田のバイクでしょう!
…等々。
なお、「マリーは二輪免許持ってるのか?」という疑問も生じるが、女子高生が普通に戦車や武装ヘリを操縦しているキヴォトスにおいては、何でもないことなのかもしれない。
関連イラスト
運転の経緯
以下、期間限定イベント「Serenade Promenade」のストーリーネタバレが含まれます。
サクラコとミネの2人はアイドルイベントへの出場へ向けて準備と練習を進めるものの、なかなか上手くいかない。そのうちに、ふとしたきっかけから2人の知らぬところで「歌住サクラコの束ねるシスターフッドと、蒼森ミネの束ねる救護騎士団が連合し、謝肉祭に学内の注意が向いている隙を突いてクーデターを計画している」と、誤解が膨れ上がってしまう。
気が付けば、サクラコとミネが待ち合わせた学園内の噴水広場にシスターフッドと救護騎士団の兵力が集結。さらに、両勢力を問い質し場合によっては制圧しようとティーパーティーのナギサもミカを率いて割って入り、ひとたび引き金が引かれればトリニティ上層部の大規模内戦が勃発する危機を迎えてしまった。
この危機を止められるのは、全ての事情を知り説明ができるマリーと、中立の立場で介入が可能な先生しかいない。
状況を察したマリーは止むを得ず通りすがりのヘルメット団員に威嚇射撃を行い、バイクを拝借する。
ヘルメット団員
「シスターさん、一言で良い……理由を聞かせてくれないか?」
マリー
「……はい。これは――トリニティを、救うためです。」
先生を乗せ、全速力で学園に舞い戻ったマリーは、バイクで一触即発の噴水広場に突入。すんでの所でトリニティの危機を救ったのだった。
バイクのその後は不明だが、マリーのことなので、全てが済んだ後で「必ず返す」と約束したヘルメット団員を見つけ出し、詫びと感謝と共に返却したものと思われる。そのシーンを想像したイラストも投稿されている。