概要
静岡県下田市東本郷一丁目にある伊豆急行の駅で、同路線の終点。
駅番号はIZ16。
1961年12月10日に開業した。
静岡県内の鉄道駅では最も南にある駅。
かつては更に南の石廊崎方面までの延伸が検討されていたが、中止され未成線となっている。
駅名に「伊豆急」がついているのは、和歌山線下田駅(⇒香芝駅)、青い森鉄道(旧東北本線)下田駅と区別するため。
駅構造
頭端式ホーム2面3線を持つ地上駅。
3番線側に留置線3本があり、夜間に滞泊する列車がある。
留置線を利用したイベント(列車撮影会)が行われることがある。
JR時代初期までは機関車運用にも対応しており機回し線などがあったが、後年撤去されたため現在では客車列車は伊豆急線内には入線できない。
改札口と待合室は1番線側にある。
1・2番線の間には100系の車輪のモニュメントがある。
改札口は出口と入口が2か所に分かれており、有人改札となっている。
ホームへは列車の発車15分前まで入れない。
出口専用改札口は、関所を模した形の門と黒船を模した形をしている。
自動券売機とみどりの窓口があり、JR線のきっぷも購入可能。また、Suicaも使える。
その他
下田市に須崎御用邸があり、皇族方がご静養される際は、当駅を利用されることが多い。
御乗用列車として、E655系や1号編成などのお召し列車車両が使用される他、防弾ガラス装備の185系をご利用になられたこともある。
隣の駅
蓮台寺駅 - 伊豆急下田駅