概要
福岡県を中心に活動。悪忍(悪の忍者)であり、ヒーローショーでも悪役である。
2010年、佐賀県にある歴史テーマパーク、肥前夢街道にて初めてその姿が確認される。当時は宗十郎頭巾をトレードマークとする普通の忍者であり、同テーマパークを本部とする、九州忍者保存協会の筑前支部、並びに筑前支部長として加盟。同協会の加盟団体第1号となる。
2012年7月22日、『FNS27時間テレビ』の生中継にて、肥前夢街道の忍者である剣源蔵がギネスに挑戦し、その応援として駆け付けた忍者のひとりとしてテレビに映った。
2013年からそれまでのイメージを一新した独特のマスクを着用するようになる。一般的な忍者のイメージを打ち破るスタイルに変化したその姿は、仮面ライダーに代表される特撮ヒーローに近く、これを機に忍者をモチーフとしたローカルヒーローとしての側面も併せ持つようになる。
2013年5月17日、『森田一義アワー 笑っていいとも!』のワンコーナーのオーディションを受け落選するも、自身が映った写真パネルがテレビに映し出され、全国デビューを果たす。
2014年には北九州市の小倉城の非公認忍者として、不定期で活動するようになる。
以降、ゆるキャラやローカルヒーローのイベントなど、忍者でのイベントとは違う領域へも積極的に活動の幅を広げ、九州や全国のイベントにも登場するなど、着実に知名度を伸ばす。 メディアにも度々露出し、地元福岡のローカル番組などにも出演。不定期ながら自身でインターネットラジオも発信している。
2017年に自らが主役となる公演を開催し、衣装も全面リニューアルした。忍者というよりは幕末から明治期に掛けての和洋折衷の軍装に近い。
2019年、小倉城公認アンバサダーに就任した。
2020年、福岡のローカル特撮番組「ドゲンジャーズ」に株式会社悪の秘密結社所属の怪人としてレギュラー出演。
なおOPでの声優のクレジットも修羅王丸となっており、修羅王丸役の修羅王丸と言える。
キャラクター
修羅王丸
福岡県を中心に活動。悪忍(悪の忍者)であり、ヒーローショーでも悪役である。
忍者組織「筑前忍八剣衆(ちくぜんしのびはっけんしゅう)」の元締。
また、同じく福岡で活動している株式会社悪の秘密結社の社外相談役も兼任している。
同社のヤバイ仮面とは腐れ縁の間柄。
日本各地を往く流浪の悪の忍者であり、式神の美毒丸や三途を使役し暗躍している。
よく旅に出ているためか、福岡県以外の名所や名産品の写真をTwitterでつぶやくことも多い。
「ドゲンジャーズ」ではコミカルな怪人たちの中で唯一シリアスな雰囲気を保った正統派ヴィランとして登場しており、様々な術を駆使して暗躍。同じく正統派ヒーローである フクオカリバーと激しい剣戟を繰り広げた。
昔と現在とでは姿が大きく変わっており、なぜそうなったかは自身の公演で描かれている。
修羅王丸・レクイエム
ドゲンジャーズナイスバディにて登場。以後ドゲンジャーズ登場時はこの姿を取る。
更なる境地を求めた「死合い」の末に到達した新たな姿。
修羅王丸の内から誕生した存在で、同一存在でありながら別個体でもある。
普段は元々の修羅王丸の内側に潜んでおり、任意で自由に出入りできる。
美毒丸
通称・チエコと呼ばれる、修羅王丸が生み出した式神。
修羅王丸が作った式神達の中でも最古参で、なぜか赤い腹掛けに"艶"と書いてある。
いつも某100円ショップの袋に入れられている。
可愛らしい見た目に反して修羅王丸に多大な力を与えたりと、強力な魔力の持ち主。
三途
修羅王丸が「ある特殊な力」を与えたことにより誕生した、戦闘特化型の式神。
戦闘力やタフネスは修羅王丸をも凌駕するほどであり、主である修羅王丸の意思でしか動かない。
主の命を受け畿内の地を流浪し暗躍していたが、現在は主の下へ戻っている。
伸縮自在の禅仗や刀を操り暴れる姿はまさに制御不能の重戦車。
こちらは強面の見た目に反してTwitterのツイートは顔文字を多用するお茶目なところがある。