健軍俊也

けんぐんしゅんや

ライト文芸「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり」の登場人物。

概要

声：小山力也

　特地に派遣された自衛隊第4戦闘団の隊長を務める一等陸佐。第1空挺団出身。

　盗賊の襲撃をうけているイタリカ救援に赴いた際は、キルゴア中佐よろしくワーグナーの「ワルキューレの騎行」を鳴らして『地獄の黙示録』な戦闘を行い、盗賊を殲滅すると共にピニャに対して自衛隊の圧倒的な火力を見せつけた。

　ゾルザルによるクーデター後の帝都に行われた日本の要人および監獄に囚われていた帝国要人を救出する作戦時、皇宮に幽閉されているピニャを救出すると走りだしたボーゼスを追おうとするヴィフィータの特地語での伝言を直感的に理解し、彼女たちが戻ってくるまで待っていた事で同年代よりも上の年齢の男性に興味をもつヴィフィータに慕われ、娘と言っても良い程年齢の離れた女性と付き合う事になった。

　閉門騒動後も特地に残り、ヴィフィータに戦術を教えている。

単行本刊行時までは苗字のみが記載されていたが、外伝でヴィフィータに名前が呼ばれたのに始まり文庫版でフルネームが記載されるようになった。

漫画版では駐屯地で放送されるラジオ番組に「キルゴアたん」なるラジオネームで「『遠すぎた橋』のテーマ」をリクエストする場面がある。

アニメ版放送時に一部視聴者からアポカリプスナウ健軍という愛称が付けられたことがある。