「貴様にとっては迷惑な相手なのだ・・・」
概要
第14話『アポロガイスト くるい虫地獄』にてXライダーとの死闘の末散っていったGODの殺人マシーン・アポロガイストの死を惜しむGOD総司令の意向を受け、GOD科学陣の『川上博士(何故か第21話『アポロガイスト最後の総攻撃!!』ではハヤタ博士と呼び間違えられていた)』及び『宮本大悟博士』の手により強化再生されたアポロガイストの姿。
名前に再生と冠してはいるが、普通の再生怪人たちとは違い大幅に強化されており、再生前に使用していた『アポロショット』は3連装銃とレイピア状の剣を組み合わせた超強力な対戦車兵器『アポロマグナム』へと変更され、ガイストカッターも左肩に装着する刃が追加された『ガイストダブルカッター』へと変更された。似たような前例としては火炎放射器を新たに内蔵する強化再生を施されて復活したショッカー怪人のコブラ男が存在する。
また、姿も基本的にはほぼ同じであるがウルトラマンに登場した再生ドラコと同じく若干変わっており、兜(顔)の中央に銀色の上向きの矢印のようなラインが加わり、マントには炎の模様が刻まれている。
復活後は主に打倒Xライダーのみに固執しており、幾度となくXライダーとの戦いに赴く。しかし、本人は知らなかったがこの強化施術は不完全なものであり、再生後の寿命はわずか1ヶ月という宿命を背負っていた。第21話でタイムリミットが迫って体の不調が現れてきたため、自身の再生手術を担当した宮本大悟博士を詰問し始めてその事実を知ることになる。
再び手術を彼に強要するものの、Xライダーを不注意で逃がしてしまった川上(ハヤタ)博士を自身の手で処刑してしまっていたため、それは叶わぬ願いとなってしまった。その後宮本博士からXライダーのパーフェクターを移植すれば命が長らえることを聞き出し、残された僅かな生命力を神話怪人に分け与えて再生怪人として復活させ、最後の対決に赴くことになる。
その後の顛末は該当記事を参照されたし。
余談
強化再生された主人公のライバル的存在の大幹部にはハカイダー~ギルハカイダーの例がある(大抵再生後人格が変わるなどしている所も同じような気がしないでもない。第8話を最後に本作を離れた、長坂秀佳氏の置き土産のように言われることもある)。
仮面ライダーディケイドに客演した際のアポロガイストはデザイン面では強化改造前のアポロガイストに近いが、設定上は一度Xライダーに敗れて強化改造された原典で言う再生アポロガイストである事が作中で語られている。