「アポロ・チェンジ‼」
仮面ライダーX
アポロガイストの人間態としての姿である白いスーツと黒ネクタイをダンディズムに着こなした青年(上記イラストの人物)。ちなみにメイン画像のイラストは第21話の冒頭で射撃訓練の際に着用していた衣装であり、この形態でもかなりの格闘能力や射撃能力を誇る描写がある。
アポロガイストの姿になる際は一定の変身ポーズを取りながら上記のセリフである「アポロ・チェンジ‼」の掛け声と共に変身する。
キザな性格の持ち主で、おやっさんこと立花藤兵衛が経営する喫茶店COLに堂々と一人の客を装いおやっさんが入れたコーヒーを飲み感想を聞かれた際「まぁ、こんなものかな」と答えた事もある。
そのほか、Xライダーとの最終決戦を描いた第21話にて、自身の命の炎を与え再生させた再生怪人たちに店を荒らされたおやっさんが「(店を荒らされた)弁償代をGODに請求したいぐらいだ‼」と一人ごちていた所に突然現れ、札束(神敬介の香典費兼業)をポンッと投げ渡し「これで足りるか?」、「たとえ敵にでもいい印象を残しておきたいからな」と紳士的な一面を垣間見せたこともあった。
なお、裏設定によると、この人間体の姿こそが本来(改造前)の姿であるとされ、元々は凄腕の警察官だった手腕から大首領(あるいはGOD総司令)にスカウトされ、GOD秘密警察第一室長の座に付いたらしい。
そのほか、仮面ライダーSPIRITSでは登場こそしなかったが、再々生(コピー怪人?)アポロガイストの頭(仮面、兜)をXライダーが『ライドル脳天割り』で叩き割った際、露わになった素顔として登場している。
なお、その動機や経歴、そして本名や国籍などのプロフィールは一切謎に包まれており、S.I.Cでの設定によるとGOD総司令こと呪博士の実子とされているが詳細は不明。この情報自体が呪博士自身の口から発せられた物なので、信ぴょう性を疑う意見が風見志郎によって示されている。
ガイ
「私は全人類にとって、とても迷惑な存在なのだ!」
またの名をイタミガイスト(ネタ的な意味で…)。
仮面ライダーディケイドにおけるリ・マジネーションアポロガイストの人間態である白いストライプのスーツに黒いネクタイと手袋を身に付け、白いストライプスーツを着こなした壮年の男性。
(ある装置の後遺症かもしれないが、)草木に触れただけで枷させてしまう体質草木に触れただけで枯れさせてしまう体質の持ち主であり、自身を“迷惑な存在”と称し、語尾に「〜(な)のだ」と付ける口癖を持つ。
原作同様に元々は(リ・マジネーション世界の)GOD機関の大幹部であったが、後にGOD機関が大ショッカーの傘下に入ったのを契機に大ショッカーの大幹部へと鞍替えし、組織の為に各パラレルワールドの悪の組織に大ショッカーに参加する様に働きかけ、全パラレルワールドの征服という野望達成の為に暗躍する。
なお、基本的に原作と同様に自ら前線に赴く事が多いが、オリジナルと違って子供を人質に取ったり、人々から無差別に生命エネルギーを奪い取ったり、ライダーとの一対一での戦いを応じておきながら自身が劣勢に陥ると配下の怪人たちを呼び出して加勢させるなど目的のためには手段を択ばない卑劣な性格の持ち主で、オリジナル版が好きなファンからはあまり快く思われてないかもしれない。
ちなみにガイという名称は劇中では語られておらず、一人称は一貫して「私」であった。
詳しくは該当記事を参照されたし。
関連タグ
赤石英雄 令和ライダー3作目『仮面ライダーリバイス』に登場するよく似た服装の人物。敵組織の最高幹部という立ち位置も酷似しているがこちらは対照的に暗殺や謀略を得意とする人物である。