概要
埼玉県(JR東日本)
上野駅発着系統と、新宿駅経由で東海道線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
現在は鴻巣市の駅だが、平成の大合併で同市に編入される前は、北足立郡吹上町に所在していた。
北方にある行田市方面へ直結する県道東松山行田線とそこを走る路線バス(朝日自動車)の利便性が高く、同市への玄関口としての役割を古くから担っているが、行田市としては高崎線沿いの村の一部区域を編入する形で、市内に無理矢理高崎線を引き入れて設置した隣の行田駅(同市のコミバスは乗り入れているが、当駅からの路線バスより本数が少ない)を玄関口とすべく、同市公式の案内では当駅を抹消し、行田駅を使用するよう案内している(ネタではなく本当に)。
駅構造
橋上駅舎を持つ地上駅。ホームは単式・島式の複合2面3線だが、さらに3番線の南口側には現在は使われていない側線1線、1番線の北口側東京寄りには保守車両の基地・引き込み線1線を有する。
2番線は上下とも1日数本が使うのみ。
隣の駅
停車は普通列車のみ。
利用状況
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は7,046人である。
愛知県(名古屋市営地下鉄)
1994年3月30日に今池駅〜野並駅間が延伸した際に設けられた途中駅の1つ。
名古屋市中小企業振興会館「吹上ホール」の最寄り駅にあたり、駅名も同館が所在する千種区吹上から取られた。
名古屋駅近くを起点に持つ、名古屋市内の横の目抜き通りの1つ「若宮大通」は、当駅近くで終点となる。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅で、ホームは20m車8両編成まで対応している。桜通線は当駅付近で名古屋高速2号東山線(掘割構造)の下を通るため、ホームは地下の深い位置にある。改札口は南北2ヶ所あるが、コンコースは南北に分断されており、通り抜けができない。エレベーターは南改札口側にのみ設置。
利用状況
2019年度の一日平均乗車人員は7,630人である。