「己の信念は命をかけて守り抜く! 勝利は我ら元祖軍のものだ!」
概要
CV:浅利遼太
No | 282 |
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種族 | ブキミー |
ランク | S |
スキル | 大将(敵を倒すたび攻撃力が大アップ) |
好物 | そば |
こうげき | ワンツーパンチ |
ようじゅつ | いん石の術 |
必殺技 | 土蜘蛛・土遁の術(伝説の蜘蛛の力を解放し敵1匹に土のダメージを与える) |
とりつく | くもの糸にからめる(とりつかれた妖怪はくもの糸にからめとられ、すばやさが大ダウンする) |
耐性 | 土 |
弱点 | 風 |
身長 | 161cm |
平安時代にも登場するゆいしょ正しい伝統妖怪。その正体は巨大な蜘蛛でときどき気まぐれにその姿を見せることがある。(妖怪大辞典より)
妖怪の2大勢力の一つ、古き良き伝統を重んじる「元祖」を率いる大将の妖怪。
蜘蛛の足を彷彿させる跳ね上げた髪型に赤い隈取、歌舞伎役者のような出で立ちが特徴で、一人称が「吾輩」、二人称が「おぬし」、カタカナ語はひらがな語に変換して喋ったりと古くから言い伝えられる妖怪らしいかなり古風な話し方をする。必殺技使用時には背景に真の姿である蜘蛛が描かれている。
性格は頼りがいはあるものの、やや尊大で堅物なところがあり、同じく2大勢力の「本家」は本人曰く、「古きよき伝統をバカにしていて気にいらない」とのこと。
色違いに「女郎蜘蛛(毒物のスペシャリストで女子力高い蜘蛛男子)」がおり、妖怪ウォッチバスターズ赤猫団・白犬隊・月兎組では「鬼蜘蛛(2本の角を生やした、戦神の血をひく禁術使い)」がいる。
妖怪ウォッチ2
まんじゅうの餡はつぶあん派で、数百年前にこしあん派の大ガマとエンマ大王に捧げるまんじゅうの餡をどちらにするかで大喧嘩をしてしまい、それが元祖と本家との確執の原因となった。
また、辛い食べ物が大の苦手で、元祖限定のクエストで天地まんじゅうを渡すと激怒し、我を忘れて主人公達を攻撃してしまう(天地まんじゅうの正体が激辛まんじゅうである為)。これを倒すと我に返り、その反省として主人公とともだちになる。
この設定から甘党だと思っているユーザーも少なくなく、甘党で描かれることもある。
妖怪ウォッチ3
第6章「シャッチーと妖怪ウォッチ工場」で登場。ヨップル社内の妖怪ウォッチ工場見学に、「古典妖怪代表」として大ガマ共々招待を受けた。土蜘蛛自身は「そういうカラクリの類は苦手だから」という理由で遠慮しようとしたのだが、大ガマに無理矢理連れてこられたせいで参加する運びとなった。前述の通りハイテクの類にはとんと疎いため、見学中は社内の設備の数々に困惑している様子が見受けられる。
以降は探偵クエスト「元祖軍大将!土蜘蛛の説得」で再登場。クエスト進行途中での2つの饅頭屋の仲裁にホノボーノが必要。元祖まんじゅうを渡した直後に発生する土蜘蛛とのバトルに勝てば必ず友達に出来る。
ちなみに本作で土蜘蛛と大ガマが喧嘩したのはお互いの饅頭(土蜘蛛が本家、大ガマが元祖)を褒め合ったのが原因。どうしてこうなった。
このクエストは探偵クエスト「本家軍大将!大ガマの捜索」をクリアしないと出現しない。
本作ではブシニャンの解放条件に指定されている(大ガマも同様)。
アニメ版
初登場は「映画妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!!」から。ケイゾウのともだち妖怪の1体として登場した。
本編では元祖軍と本家軍が様々な議論を繰り広げた。その様は女子会ならぬ男子会。
第198話「妖怪大合戦 土蜘蛛VS大ガマ 一回戦」
元祖軍と本家軍に分かれて、下着はパンツに関してブリーフとトランクスのどっちが良いかで争い、元祖軍が勝利した。
第203話「妖怪大合戦 土蜘蛛VS大ガマ 二回戦」
第1ラウンド:好きな食べ物を最初に食べるか最後に食べるか
第2ラウンド:ストローの形状(曲がる/曲がらない)
この際、本人達に自覚はないようだか、デートまがいのこと(一つのジュースを二人で分け合って、関節キスしながらケンカする)をしている。
第3ラウンド:目玉焼きにしょうゆとソースのどちらをかけるか
第1、2ラウンドは時間切れのため、引き分け。
ケータに第3ラウンドのジャッジを委ねるが、彼は塩こしょうと答えた。その結果、両軍の内部で様々な調味料を挙げていく謀反が発生した。
第209話「妖怪大合戦 土蜘蛛VS大ガマ 三回戦」
はじめてのチュウ(ファーストキス)の部位について、おでこかほっぺのどちらかを争った。
だが、ケータ及び元祖・本家両軍とも全員未経験だった。
ケータの理想のはじめてのチュウをハクの能力で強制的に映し出し、ベンチでフミちゃんと一緒に座る場面が・・・。
肝心の部位は直接映らなかったが、おでこでもほっぺでもない模様。両軍をして「普通じゃねえ」と言わしめたケータの勝利。審判が漁夫の利を掠め取った。
この回の後、今日の妖怪大辞典で土蜘蛛と大ガマの古典メダルが登録された。
第212話「妖怪大合戦 土蜘蛛VS大ガマ 四回戦」
ケータが探偵社の客として登場した回(ジバニャンは調査ファイル「ハナホ人」以来で2度目)。
ケータ、ジバニャン、ウィスパーは3人揃って大ガマと土蜘蛛の争いの夢を見る事についてイナウサ不思議探偵社へ相談。
イナホとUSAピョンはケータの部屋に張り込み、深夜にうんがい鏡が現れ、ケータ達をベッドごと合戦場へワープさせていたのを目撃。そのままついて行った。
今回は遊園地と映画館のどちらがデートスポットに相応しいかの争いで、イナホが審判役を買って出たが、両軍は女子に聞かれた事から「恥ずかしい~」と叫びながら撤収。
ちなみに、うんがい鏡が毎回ケータを連れてきたのは「元祖軍と本家軍の争いに決着をつけてくれるのでは」と思っていたからだという事が明かされている。
妖怪ウォッチ!では26話と33話に登場。
26話では『high&妖』の『ウィスパー一家』に登場。元祖と本家が合併して、ウィスパー(実際はU・イスパーという人間)を頭にしていた。
33話では合戦中に突如現れたどんどろを鎮めるため、ケータとイナホに協力を申請した。詳細はどんどろの記事を参照。
妖怪ウォッチ♪では86話に登場。正月に食べる餅をずんだか明太チーズだかでもめた。この回ではケータは砂糖醤油の餅を食べたかったため、なんと三つ巴の戦いに発展した。
最終的にきねを頭で突いた(道中召還したたいこモチにぶっ飛ばされ、偶然きねに落下した)ジバニャンが『チョコボー餅が食べたい』と願ったため、チョコボー餅になった。
ちゃお版
フミアキに会いに過去の世界へとやって来たフミちゃんと出会う。
ここでもゲーム通り饅頭の一件で本家軍と戦っているが、部下の妖怪達は大将である土蜘蛛に従わなくてはならないから仕方なく適当に戦っているだけだという辺り、若干軽んじられている。
その後、天地まんじゅうを携えたフミちゃんに説得されて戦いを終結させ、フミちゃんと友達になった。
関連イラスト
イラストは本家大将の大ガマと共に描かれることが多い。やはりライバル同士は熱いからだろうか。
関連タグ
鬼くももん:妖怪ウォッチの蜘蛛妖怪繋がり。