概要
小説家、ジャーナリスト、名古屋芸術大学芸術学部客員教授(1965年11月8日〜)。
愛知県出身。愛知県立旭丘高等学校卒業後、2浪して北海道大学へ入学。北大時代は柔道部で高専柔道の流れを汲む、寝技中心の七帝柔道を経験する。北大柔道部の先輩には旭山動物園園長だった小菅正夫、後輩には格闘家の中井祐樹らがいる。ホッキョクグマの生態研究者を志していたため、柔道部の他に北大ヒグマ研究グループにも入りたかったが、柔道部と両立できずに断念した。
4年生の最後の七帝戦が終わって柔道部を引退後に北大を中退する。1989年に北海タイムス社に入社して新聞記者になる。1992年、中日新聞社へ転職し、中日新聞社中日スポーツ総局報道部記者になる。
2006年、『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して作家となる。同作の原点は、大学時代に自然保護運動、環境保護運動に取り組んでいたときの知床原生林強行伐採の時の怒りであると語る。
2012年に『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞、第11回新潮ドキュメント賞をダブル受賞。
作品
- 『シャトゥーン』:北海道大学の天塩研究林で引き起こる、ヒグマによる獣害。ジャンルはサバイバル、ミステリー。とにかくヒグマの恐ろしさがわかる一作。
- 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』:稀代の柔道家、木村政彦はなぜ力道山との勝負を受けてしまったのか?各関係者の証言を集めたドキュメンタリー。
- 七帝柔道部
関連動画
ドキュメンタリー〜君は木村政彦を知っているか?〜