概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場回はTC第41巻及び、藤子・F・不二雄大全集11巻収録の「無人島の大怪物」。
カードを入れる四角形の装置がついたフラフープのようなリングと名刺大の動物カードのセットで、動物カードをリングの装置に入れてリングをくぐることで様々な動物に変身できる。
変身には15分の時間制限があるほか、下半身だけリングを通すことで人魚になるなど部分的な変身も可能。またこれを使う際は全裸になる(もしくは変化させる部分の着衣を脱ぐ)必要があるため、かなり使い所が難しいひみつ道具である。
つまり、鳥に変身して飛んでいる途中や魚に変身して泳いでいる途中で時間切れになると墜落や溺れる危険性がある訳で、実際これで人魚に変身したのび太は時間切れで変身が解けて溺れかかり、ドラえもんに助けられたばかりかみんなに全裸を見られる羽目になってしまっていた。ドラえもんは最初にこのひみつ道具を出した際にすぐに「これは簡単すぎる」と投げ捨てていたが、簡単すぎるだけでなくこういう危険性も考えていたのかも知れない。
また使える者は人間に限らないようで、作中ではのび太が用意した変身リングを、トカゲが偶然くぐって恐竜(ティラノサウルス)に変身するシーンもあった。