概要
「へっぽこ鎮守府」で展開されるギャグ漫画。
作者は双月氷雨。
タイトルの通り、所属艦娘に夕雲型しかいないのが特徴。
ちなみに、鎮守府に夕雲型ひいては駆逐艦娘しか居ないのには、何か深い理由があるようだが…?
主な登場人物
ひじき提督
本名は肘木乃豆太郎(ひじきのまめたろう)。
階級は少佐。
雑誌広告でのアルバイト募集に応募して提督になった人物で、作戦は慎重かつ堅実だがゲーム感覚。
「ひじき」と書かれた肩章付きクソTシャツが基本装備。上記の経緯からか、艦娘には誰に対しても『さん』を付け、部下と言うよりは友人のような感覚で接している。
また、新人研修においても筐体によるゲームを導入している模様。
本人曰く、鎮守府に来る前は『超絶ニート生活穀潰し』だったらしい。
秋雲
税金でゲーム三昧の平和な日々を愛している。
同様にゲーマーな提督とは相性が良い。
だが負ける。
同人作家としての一面もあり、実はそこかしこで根強いファンを獲得している。
ただ、趣味に没頭するあまり普段の任務に疲労が響くこともままあるようで、夕雲にはたびたび大目玉を食らっている。
巻雲
通常の巻雲像とは違い、軍務への真面目さは少ない。
秋雲のゲーム仲間であり、漫画のアシスタントも(半ば強制的に)引き受けている。
基本的にあまり乗り気ではないが、時には熱い姉妹愛を見せてくれる。
なお、袖の長さにはこだわりがあるらしい。
夕雲
夕雲型の長姉。
秘書艦が当番制のへっぽこ鎮守府で、提督補佐として実質的に鎮守府の運営を取り仕切っている模様。
苦労人枠で、貴重なツッコミ役。
また、個性的で自由奔放な妹たちのまとめ役でもあり、姉妹仲を取り持つ最後の砦。
艦隊の姉とも母とも言える人物である。
長波
戦闘能力は艦隊でも一番。
とある発言で顔パンを食らわせてから、一時期提督には苦手意識を持たれていた。
やり始めたことはとことん突き詰めるタイプで、ゲームの腕前も提督に肉薄するまでに成長している。
また、他の鎮守府にも顔が利くらしく、敵占領下で孤立した秋雲の援護のため、友軍との連携による単独での空挺作戦という一見無謀とも思える作戦を立案、承認させ、見事成功させた。
朝霜
この鎮守府では数少ない武闘派。
ただし、他が他なので空回りする事のほうが多い。
とはいえ、いざとなった状況での頭の回転は中々のものであり、突っ走りがちな周囲のブレーキ役も務める。 また、自ら汚れ役を買って出ることも。
余談だが、やたら土方工事が上手い。
早霜
シニカルでミステリアスな傍観者気質。よく朝霜と清霜とのトリオでつるんでおり、この二人の扱いは誰よりも知り尽くしている。
清霜をイジる事に至上の喜びを感じているようで、密かに『清霜ファンクラブ』なる謎の団体を立ち上げ、ワンマン部長として君臨している模様。
清霜
戦艦に憧れる、天真爛漫で純粋な鎮守府のムードメーカー。
ただ、その純粋さから朝霜や早霜の口車に簡単に乗せられたり、たまに貧乏クジを引かされたりすることも。
実は深海側に追っかけがいるという噂も…?
高波
よく長波とコンビで行動している。
30km離れた敵を視認できるほど目が良く、彼女の戦闘補助を務めることが多い模様。
実は密かに自分を主人公とした漫画をしたためていたが、それがよりによって秋雲にバレてしまい、秘密を守る代わりにアシスタントとして参加させられてしまう事に。
風雲
第22話より登場。
何故か鎮守府近海を漂っていたところ、提督に釣り上げられた事からそのまま艦隊に加入した。
常に何かをしていないと落ち着かないタイプで、しばしばワーカホリックと評されることも。
演習とはいえ味方のチャンスを作るために率先して攻撃を受け大破するなど、やや猪突猛進で危なっかしい面がある。
沖波
第32話より登場。
大規模作戦による海上封鎖のため、輸送コンテナに紛れて鎮守府に着任した。
いわゆる眼鏡が本体。
限られた資金で最大限の食料を確保する交渉術や、裁縫が得意、料理スキルが高いなど家庭的な面が目立つ。
藤波
第129話より登場。
複数の夕雲型を擁している鎮守府の噂を聞き、転入してきた。
生真面目な性格の常識人であり、提督のお気楽さと鎮守府のゆるい雰囲気にはやや違和感を抱いている模様。
浜波
第169話より登場。
海路封鎖の為陸路を来たが、迷子になりかける。
関連イラスト
第一話。