概要
12分間隔で本数が多く、南足柄市街地の最寄り駅だが、利用者は多くない。
これはバスで小田急電鉄小田原線新松田駅や開成駅で乗り換える利用者が多くおり、その方が安くて早い為。
その為、当駅を利用する人は小田原駅利用者か箱根登山鉄道やJR東日本東海道線の乗り換え利用者に限られる。
駅構造
頭端式1面2線と側線と車庫を有する地上駅となっている。
乗り場は南側が1番乗り場、北側が2番乗り場となっている。
線路はいずれも当駅より先には伸びておらず、ホームと垂直に接する形で、西側に駅本屋が建てられている。車庫は構内の北側に位置し、また、駅舎の南東側には大雄山線運転区の2階建ての建物が置かれている。
駅本屋は1階建てで、内部には待合所と駅事務室とがある。待合所内部には売店がある他、自動券売機2台に加えて自動改札機が3通路分設置されている。社員の配置された直営駅となっている。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は4,303人である。
- 大雄山線の駅では小田原駅に次いで2位。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 5,304人 |
2009年(平成21年)度 | 5,271人 |
2010年(平成22年)度 | 5,238人 |
2011年(平成23年)度 | 5,148人 |
2012年(平成24年)度 | 5,227人 |
2013年(平成25年)度 | 5,299人 |
2014年(平成26年)度 | 5,189人 |
2015年(平成27年)度 | 5,224人 |
2016年(平成28年)度 | 5,079人 |
2017年(平成29年)度 | 5,047人 |
2018年(平成30年)度 | 5,132人 |
2019年(令和元年)度 | 4,986人 |
2020年(令和2年)度 | 3,770人 |
2021年(令和3年)度 | 3,908人 |
2022年(令和4年)度 | 4,136人 |
2023年(令和5年)度 | 4,303人 |
余談
当駅の近くにある足柄山は金太郎のゆかりの地として有名な場所。
駅前には金太郎のブロンズ像があり、当駅での発車メロディーも童謡「金太郎」である。
関連項目
新松田駅 開成駅:当駅周辺の利用者は東京都心方面はこちらを利用する事が多い。
大雄山るり:ステーションメモリーズ!に登場するでんこの1人。当駅名を名字の由来としている伊豆箱根鉄道公認のキャラクター。