概要
バンブーメモリーの担当トレーナーを務める、トレセン学園のベテラントレーナー。
「ターフの魔術師」の異名を持つ実力者で六平銀次郎とは長年のライバル関係にあたる。
若手の天才と称される奈瀬文乃の父親だが親子関係は悪く、文乃からは父親とは思われていない。ただ娘のいない所では娘の事を褒めることがある模様。本人は本人なりに娘とのコミュニケーションを取ってるつもりのようだが対人能力が低いのが災いし、ほぼ一方通行。娘とのLineも基本既読スルーされているが、本人はうまくコミュニケーションが取れていると思っており依然として親子の溝は埋まっていない。文乃のことは「文乃ちゃん」と呼んでいる。
つかみどころがなくマイペースであり、ダートでいまいち結果を出せなかったバンブーメモリーに芝に転向させようとした際は何も言わず格ゲーを一緒にプレイしバンブーメモリーを困惑させ(明確な目的と意味はあった)、その惚けた言動から取材に来た藤井泉助の調子も狂わせている。
ライバルの六平とは以前より気が合わず嫌悪されているが、彼自身も六平の事は嫌いと発言している。ただ、六平の話題になると笑みを見せることがあり、バンブーメモリーからは実は好ましく思っているのではないかと疑われている(本人は否定している)。
作中での活躍
娘である奈瀬文乃が登場した時点で存在を言及されていたが、本格的に登場したのはバンブーメモリーにスポットが当たり始めてからになる。海外から帰国後、バンブーメモリーのトレーナーとして登場。
互いの価値観の相違などによる紆余曲折を経、往年のライバルである六平と対決した。帰国時点から娘の文乃とは何度かコミュニケーションを試み続けていたが、文乃の心根に対する理解が浅いことから悉く地雷を踏み抜いてしまい関係性は悪化の一途を辿り続けていたものの、有馬記念後に自分なりに娘に歩み寄ろうとする姿勢を見せたことで、渋々に承諾した文乃と食事に出かけた。
以降も文乃とは一応の連絡は取り合っており、挨拶など簡単なメッセージを送信しているが基本的に既読無視をされているものの、本人としてはコミュニケーションが取れていると認識しているため道のりは遠い状態。
オグリキャップが安田記念に出るに辺り、トレーニングを担当しているのが六平ではなくサブトレーナーである北原と知り、六平が一任するほどの人材として彼に興味を抱く。
モデル
モデルと思われるのは武豊の父で、騎手・調教師双方で成功を収めた武邦彦氏。
上述した「ターフの魔術師」という異名は邦彦氏の騎手時代の異名で、史実のバンブーメモリー号も調教師時代の彼の管理馬の一頭。息子のいない所で息子を褒めるなども史実通りである。
また、「英人」(8)から「邦彦」(92)という言葉遊びもある。
関連タグ
ウマ娘シンデレラグレイ トレーナー(ウマ娘プリティーダービー)