概要
1661(寛文元)年、水戸藩2代藩主・徳川光圀が異母弟の頼元に額田(茨城県那珂市)2万石を与えたのが始まり。1700(元禄13)年に頼元の跡を継いだ長男の頼貞が、5代将軍・綱吉から陸奥守山(福島県郡山市)を与えられ、額田から移封した。
時代は下り1870(明治3)年、8代当主・頼之が藩庁を飛び地の常陸松川(茨城県大洗町)に移し、廃藩置県を迎えた。
華族令公布後は子爵となった。
歴代当主
- 松平頼元
- 松平頼貞
- 松平頼寛:頼貞の三男
- 松平頼亮:頼寛の三男
- 松平頼慎:頼亮の次男
- 松平頼誠:頼慎の長男
- 松平頼升:頼誠の三男
- 松平頼之:水戸家9代当主・徳川斉昭の22男
- 松平喜徳:斉昭の19男。会津松平家9代当主・容保の元養嗣子