山口氏
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やまぐちし
山口氏とは日本の武家の家系。
室町時代に周防、長門などを治めていた守護大名・大内義弘の子の持盛の子孫と称した。持盛の孫・任世の時に大内氏の本拠地である周防山口(山口県山口市)から尾張愛知郡星崎に移り住んだ。
任世の玄孫・重政は佐久間信盛の子・正勝(信栄)、織田信雄に仕え、1590(天正18)年に信雄が改易された後は徳川秀忠に仕え5千石を与えられた。
1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは上田城攻略戦に参加し、その功により常陸牛久(茨城県牛久市)1万石(後に1万5千石)を与えられたが、1613(慶長18)年に失脚した大久保忠隣と縁戚関係にあったことから連座により改易処分となった。
1614・15(慶長19・20)年の大坂の陣で井伊直孝軍に参加し、弟の重克、長男の重信を失うほどの激戦を繰り広げ、1628(寛永5)年にその功が認められて牛久1万5千石で大名に復帰した。
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