概要
上杉謙信に側近として仕え、『御奏者』を務める。『諸国衆御太刀之次第写』では『山吉方』と記されている。序列五十七位。
妻は本庄実乃の娘で、姉と妹はそれぞれ直江景綱の正室、継室となった。
外交手腕に優れ、北条氏を始めとする関東の諸大名との外交折衝を行った。合戦の中でも多くの兵を率い、上杉家中で最大の軍役を担った(つまり最大の軍事力を有していた)。
謙信からの信頼は厚く、越中攻めの際には春日山城の城代を務めた。
1575年33歳の若さで上杉家筆頭家老となるが、その二年後に急死する。享年36歳(ただし諸説あり)。
山吉家は嫡男の盛信が跡を継いだが急逝。その弟の景長が13歳で当主となった。
しかし当時の上杉家家法は、元服前に跡を継いだ家の領地は例外無く没収した上で元服後に再度登用するか否かを判断すると定めており、山吉家もその対象となる。しかし豊守の生前の功績を考慮し、領地半減となった。それでも先祖代々の三条城を失った上に木場城に領地替えとなった。その後は上杉景勝に従い、上杉家の米沢への減封処分後、子孫は米沢藩士として代々仕えた。
戦国大戦
戦国大戦に上杉家所属武将として参戦。
イラストに使われている漢字は「優」(位置は胸)
ゲーム内での上杉家の時間軸は謙信の初陣(1541年)から第四次川中島の戦い(1561年)までであるため、少年の姿で登場する。
謙信に一生懸命に仕える真面目な若者として描かれており、上杉家最大のショタキャラ。
スペックはコスト1 武力2/統率4の槍足軽。
かつては上杉家の1コスト槍足軽の中でも無特技かつ低統率と、スペック面では見劣りしたが、ver1.10にて統率が2から4となり、他の槍足軽に並ぶスペックになった。
持ち計略「的確な援兵」は、範囲内の「最も武力の高い武将」に対して兵力を5割程回復させる。
低コストの槍足軽として、時には美少年を愛した謙信のお供として(実際相性は良い)それなりに使われている。
『ボク、一生懸命お仕えしますね!』