概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場はTC25巻収録「平和アンテナ」。
争いごとを一瞬で止める電波を出す道具。葉っぱ状のアンテナ部と楕円体状のスイッチ部からなる。けんか中の人間や動物のそばでスイッチを押すと、アンテナから平和電波が流れ出し、この電波を受けた途端、その人間や動物はけんかをやめて仲良くし始める。
一見、良い事ばかりの道具に思えるが、必要以上に争いを止めてしまうことで弊害も生じうる。
作中では将棋の「待った」を巡ってけんかをしている2人に、のび太が平和アンテナを使用したところ、将棋の勝負そのものが成立しなくなってしまったほか、ヒーローもののアニメを夢中に見ていた最中にうっかり発動させた事で主人公と悪役が仲良くなった影響で作品自体が最終回(打ち切り)になってしまった。