データ
身長 | 50m |
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体重 | 4万6千t |
概要
第37話「悪夢の第四楽章」に登場。
ニセウルトラマンアグル自体は金属生命体アルギュロスの変身体として既に登場したが、こちらはクインメザードが超空間の中で誕生させた、ウルトラマンアグルの実体ある幻影。
『ウルトラマン80』に登場した妄想ウルトラセブン以来となる、「同じモチーフだが、異なる出自の第2のニセウルトラマン」。
クインメザード曰く「身勝手な人間が発射した地底貫通弾で殺された怪獣たちの怨念」との事。
事実ならば、怨念の化身だった妄想セブンと奇しくも同類と言うことになり、更に言えば「戦う相手が本人(本物)ではなく、その関係者」という点まで同じである。
創造主であるクインメザードと共にガイアに攻撃を仕掛ける。
外見はアグルV1で、能力と実力共に本家に劣らずガイアを苦戦させ追い詰めるが、XIGファイターSSが超空間に撃ち込んだ特殊弾のエネルギーを浴びて消滅。
クインメザード自身も大ダメージを受け、ガイアに引導を渡された。
幻影ウルトラマンアグルV2
ゲーム『Fighting Evolution Rebirth』で登場。
外見はV2と同じだが、ニセウルトラマンアグルのように目や光線が紫色になっている。
再び出現したブルトンがガイアの記憶からコピー、召喚してガイアに襲いかかる。(このバトルは負けバトルで、体力を最低まで削っても反撃されて敗北となる)
ガイアを追い詰めると、本物のアグルが助けに入り倒される。
ちなみにフルムーンレクトを受けると消滅する。
余談
現在の所、唯一の「防衛チームに倒されたニセウルトラマン」である。
ただ、クインメザードはともかく、XIG側が幻影アグルの存在を認識していたかは不明。
本編中では語られていないが、特殊弾は以前稲森博士によって藤宮の使った機械語デコーダーをもとに、開発した怪獣をコントロールする装置パーセルだったという。どうやら準備稿では、波動生命体の脳干渉波を元にパーセルを開発したという解説が入る予定だった模様。