あらすじ
仲の良い兄弟を見て弟が欲しくなったのび太。
その時、幼少期の不思議な思い出が蘇る。当時、誰かに暗いトンネルへ連れ去られたのだが、その原因は自分だと言う。
その話を聞いたドラえもんはどういうことかと尋ねるとのび太は「これからタイムマシンで幼い頃の僕を連れて来て、弟のように可愛がるんだよ」と言う。
のび太の意図を理解したドラえもんは「タイムマシン」で過去へ向かい、3歳の頃ののび太をキャンディで釣り、現代へ連れて行く。
弟とした幼のび太に兄として接する現在ののび太。ドラえもんも幼のび太と仲良くなる。
一方、事情を知らないママは幼のび太を見て「どこかで見た顔ね」と思い出そうとするが、幼のび太に「ママ」と言われたことに困惑。
ドラえもんに「あの子誰?」と聞くと、「自分の子供の顔忘れたの!?」と言われ、「のびちゃんが2人!?」と驚愕。のび太の部屋を覗くと、確かに幼のび太がおり、「のび太に弟がいたなんて…」とさらに困惑してしまう。
会社にいるパパに電話して「うちは3人家族よね?」と尋ねるがパパは「うちは4人じゃないか」と答え、青ざめて驚愕。4人家族とはドラえもんも含まれるのだが、放心したママの耳には入らなかった。
そんな時、幼のび太の悪戯に現在ののび太が怒ったことから、幼のび太はママに泣き付き、正気に戻ったママも泣きながら「あんたのこと忘れるなんて悪いママね」と幼のび太を抱きしめ、もう1人の息子として受け止める。
現在ののび太はというと「やっぱり、一人っ子のほうが良いや」と思ったこともあり、ママが目を離している間に幼のび太を元の時代に送り返す。
その夜、パパが5人分の食事を見て「誰かお客さん?」と聞いた為、ママは「自分の子供を忘れたんですか?」とパパに怒る。その一方でのび太とドラえもんは「話せば面倒になる」と思ったのか、黙々と食事していた。
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スネツグ…ニューヨークに住んでいるスネ夫の弟。