概要
エクソシストの得糞シス人の娘でエクソシスト見習い。得糞よしおの姉。母親は未登場のまま連載が終了した。
頭に黒い雛鳥を乗せており、もう一羽目つきの悪い鳥を放し飼いにしている(「ヒヒュー」という野獣に似た鳴き声をしている)。
イワトビペンギンのような特徴的な前髪をしており、長い金髪を一本の三つ編みにしている。
よく目を不等号(かざり目)にしてキャーと言いながら駆け回る癖がある。
お菓子と美少年が大好きな子どもっぽい性格で、魔女の低年齢版のような性格にも見える。
『のんきくん』のオマージュのようなポーズでよくお尻を向けてこけておならを鳴らす。
ギャグキャラではあるが父親と共に悪魔関係には詳しく、恋愛っ気がないのに下ネタに平然と突っ込むなど肝が据わっている。
作中ではロザリオと試験管に詰めた聖水を使う姿が描かれている。
愛読する美少年本に「や○い」と書かれていたことがあり、腐女子疑惑がある。
その他
一話と二話が同時に掲載されたWJの表紙に小さく載っており、初登場は二話。
一話から出ている保似井テル美よりも登場が遅いにもかかわらず、主人公の田中魔王と最も会話が多く、一番目立っている女性キャラであり、WJの嘘予告に「魔王とシス子がデート!?」と書かれるなど、編集部からはヒロインとしてプッシュされていた様子(だが一番メインヒロインらしいポジションは野獣である)。
スカートのお尻部分に「NO SEXY けつ」と描かれるほどの幼児体型で、お色気シーンはほぼないに等しいが、漆黒の修道服をアレンジした肩出し、黒タイツというなかなか際どい私服(ゴスロリ衣装?)を着ており、たまに見せるマジ顔、髪解き、着ぐるみ、たびたび登場する巨乳ヴァージョンなど、エロと別のサービスカットが多い(萌えの走りであろう。普段はミッキーマウスのような体型に描かれている)。
弟・よしおと合体して巨乳、高身長に擬態した時は、余裕で店員にサービスされてしまう小悪魔ぶりを見せていた。
単行本のおまけページの着せ替えではバニー服姿を披露しており、NO SEXYはKENZENの意味でもあるらしい。
途中から聖ポンポコ学園に転入(潜入?)してくるが、女子中高生には見えない幼児体型な上、「神の使い」と呼ばれていたり、弟が人形疑惑を持たれていたり、家族ともども普通の人間なのかは不明のままであった。
大麻ラリ太のように普通に低身長の可能性もあるが…。
ギャグキャラではあるが、最終回で「この漫画が終了したら私のファンが悲しむ」とメタ発言をした際に反論した人物が一人もおらず、あざといアップの泣き顔(オチはいつも通りギャグ)を描かれており、人気が高いキャラだったのが窺える。
同じく最終回で、漫画『地獄戦士魔王』の最終回案としてコテコテな「俺たちの戦いはこれからだ!」の案を提案しているが、当時のWJはシリアスであれギャグであれ、連載が長引くと男だらけのバトル展開かくんずほぐれつのラブコメ展開のどちらかにシフトする傾向があり、ラブコメにありがちなオチよりもそっちを提案するシス子はツワモノである(他に、『自分に行方不明の美形の実兄が見つかり、お菓子作りの名人になっていた最終回』も提案した)。
関連タグ
WJ内の似たキャラ
娘々(まんゆうき):不条理ギャグ漫画内に投入された不憫な萌えキャラ、金髪で幼児体型、見習い退魔師、「俺たちの戦いはこれからだ!」と絡められるなど、共通点が多い。
巻町操(るろうに剣心):三つ編みで幼児体型で、見た目がかわいいのにギャグキャラでお色気担当ではない女の子繋がり。
黒井まみ(地獄先生ぬ~べ~):悪魔と契約している幼児体型のロリババア。設定と体型がシス子に似ているが、シス子までロリババアだったりはしまい。
おまけ
サンフランシスコ:当時「酸腐乱シス子」という駄洒落に使われやすかった。