演:月森湖子
概要
SSSS.GRIDMAN最終回にて、グリッドマンは真の姿を取り戻しアレクシス・ケリヴを倒すことができた。
しかし、アレクシスの傀儡として散々利用され、暴虐の限りを尽くした新条アカネは裕太たちの呼びかけにって救い出されたものの、それまでの落とし前としてそれが自身にとっては死よりも重い罰であることは承知の上でツツジ台からの追放を選択した。
自分を「卑怯で臆病でズルくて弱虫」と卑下しつつも宝多六花からもらった定期入れと祈りの言葉を背に、アカネは世界から消える。
最終回ラスト、画面は突如実写の映像となり、一人の少女がベッドから起き上がった場面で物語は完結した。
その少女こそが、かつてツツジ台の神を名乗りアレクシスの下で多くの悲劇を生み出した、新条アカネの現実の姿だった。
目を覚ましたアカネは、あの定期入れを手に登校し始める。
バス乗り場で勇気を出して一歩踏み出し人の近くへ踏み出し、途中でバスを降り学校への道を進む。
そこには三人の女子生徒が彼女に手を振っていた。アカネは笑顔を浮かべ、彼女たちとともに学校への道を歩み始める。
アカネはようやくここで、自分の居場所を得ることができたのだった。
外部出演
この姿が直接登場しているわけではないが、スーパーロボット大戦30ではこの彼女が住む世界がナイツ&マジックの主人公エルネスティ・エチェバルリアの前世である倉田翼が生きていた世界と同一になっている。しかもエルは前世の記憶を持っている上、アカネのことを「ショップで何度か見かけた」と一方的にだが面識があるとし、さらには「見た目は異なるが雰囲気が似ている」とアカネの容姿の変化までも看破している。
エル曰く、自分とアカネは「ジャンルこそ違うが同行の士」と称し、(過程や原理は異なるが)同じ異世界転移者ということも含めて親近感を抱いている様子。
また、この作品では「アカネはウルトラシリーズが好き」とエルに指摘されている。
またアカネによるとこちらの世界ではアカネはロボット系にも興味があるらしくその手のショップにも出入りしていたらしい。
余談
演者については当初は不明だったが、(当初は顔立ちから坂ノ上茜ではないかと言われていたが、本人は否定していた)PVにてモデルの月森湖子(新田湖子)であることが判明した。月森は、『ウルトラマントリガー』にシズマ・ユナ役で出演した豊田ルナも所属していたプラチナムプロダクションのアイドルグループ『Shibu3』の元メンバーで、両者は仲も良い。
アニメにおける新条アカネのモデル、および定期入れに入っていたマトリクスの文様から、モデルはSGオプティマスプライムがマトリクスを受け継いで生まれ変わったノヴァプライムと推測される。
奇しくもノヴァプライムの座右の銘は「全てを償うまで」である。
語られることはないが円谷ヒーロー作品で実写とアニメが組み合わさった演出が見られるのは、恐竜大戦争アイゼンボーグ以来41年ぶりでもある。
関連動画
関連項目
黒アカネ:容姿が若干似ているが全くの別人である。
星野みやこ:第1話の登場シーンが似ていることや声優が同じことから話題になった。→私に巨人が舞い降りた!
ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
グリッドマンユニバース
「グリッドマンユニバース」として宇宙と一体化してしまっていたグリッドマンを救うべく現実世界から裕太に協力し河原に投棄されていた(?)古いパソコンを介してインスタンス・ドミネーションを発動。アレクシス・ケリヴと一体化し、怪獣使いの新条アカネとしてグリッドマンユニバースに介入した。
戦いと別れを終え、現実世界に帰還してからは前述の友達と共に河原のゴミ掃除をしていた。
なお、余談だがそのパソコンはかつて武史が使っていたパソコンらしいがなぜその場所にあったのかは不明