旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
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たびにでようほろびゆくせかいのはてまで
「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。」とは、作・萬屋直人によるライトノベルである。原題は『少年と少女の日記』
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 とは、電撃文庫から刊行されているライトノベルである。萬屋直人作・[密画。
作品の特徴的な部分として、作中の登場人物及び舞台に固有名詞が存在せず「姫」や『北の島』と云った代名詞で呼ばれて居る。是は作中世界で「喪失症」と呼ばれる怪現象により固有名詞が喪われ、世の中から名前が悉く消えた為である。
その一方で消えやすさには何かしらの格差があるのか会話の中に能登半島やドーバー海峡が出て来たり、大手運送会社の名前が社章ごと消えたにもかかわらずスーパーカブ及び製造元のホンダや少年少女のアウトドア用品等はロゴがくっきりと確認できる。
名前をそして存在を奪う怪現象「喪失症」の蔓延により、人類の大半が消失した世界。8月北の島に、銀色のスーパーカブが走り抜けて行った。野宿用具一式、そして一冊の日記帳と共に乗るのは少年と少女。四半期程前に家族と名前を喪い無一物となった二人は、壊滅状態の首都を学校と共に放り出して旅に出たのだと云う。目指すは「世界の果て」―――
キノの旅 - 一人旅をする少女が名前も語られない国々を二輪車で巡る、電撃文庫のライトノベル。今の所世界が滅んでは居ないが、主人公が立ち去った途端に滅んだ国は数知れない。
スーパーカブ(小説) - 家族に蒸発された少女がスーパーカブで日常を取り戻す、角川スニーカー文庫のライトノベル。
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さて、次はどこへ行こうか…… 昨年の冬コミでサークル・Escape Sanctuaryさんで頒布された東方×ライトノベル合同「これが私の軽小説」に寄稿させていただいた作品です。元ネタとなったライトノベルは萬屋直人氏の「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで」となっています。 ※作風に基づいて今作に限りタグロックさせていただいております。ご了承ください。17,877文字pixiv小説作品