概要
ネジ王(や恐らくはヴィーテ姫)よりもさらに上位に位置し、それぞれ太陽系の各星及び外宇宙を管轄している守護者の様な存在。全体の呼称は「太陽系会議」という。
劇中のサートゥルヌスの台詞では、数億年も前から生き続けている事が示されている。
ちなみに互いを名前ではなく、各々が担当している惑星名で呼び合っている模様(例として、「海王星の」「水星の」など)。
元々は宇宙の理を左右する「次元ネジ」の破壊に挑み続けては失敗し、その都度リセットを繰り返すゼロ達を見かねて、次元ネジを地球ごと破壊するために発足されたもの。しかし長い時間の中で何度も彼等と関わる内に、別な方法で助ける道を探るようになった。
現在は作中世界における地球及びネジが島を監視しながら、世界における非常事態を止める為に暗躍している。
ヴィーテ姫や現ネジ王であるオールディスに協力しているが、一枚岩とまではいかないのが現状。
ヘボットの能力(?)「屁・ボーン」には、ヘボットのレベルが99にまで達していれば次元ネジの心臓部「コアネジ」を引っこ抜き次元ネジの暴走を止められる効果があるらしく、そのためにヘボットのレベルをカンストさせようとあの手この手で干渉を行っており、介入方法は各々によってバラバラ(ハッキングをする、子孫を誘導する、自身の分身やアバターを送り込む、自身で介入する)。
第39話と45話においては(若干の欠席は有るものの)星々の者が一同に介し、切迫する事態に対処するための会議を開いている。特に45話の会議では、オールディス、ジル・ハナジール、ノリオも通信で参加しており、ナグリ・ドツーキを加えたボキャネジカルテットに関わっている事実が明かされている。
しかし自身の記憶に関して干渉を受けたせいで、各惑星の代表者がいつの間にかすり替わっている事に気付かなかったりと、彼等にまでフィーネの魔手は忍び寄っていた。
終盤ではフィーネによって暴走したヴィーテ姫の手で次々とデリートされてしまうが、最終的に全員が太陽系会議の一員として復活したと思われる。
作中の星々の者
- モエナイ(火星)…第24話でモエルの妹として登場。介入方法は間接か直接か、もしくはその両方なのか不明。43話でトゥル子もろともデリートされかけたが、スゴスゴインダーネジの介入によって間一髪救われる。
- バッティ(木星)…PCを使って介入していたが、第44話で頭がポップコーン満載の紙カップな「映画ミル」と名乗って直接介入。しかしその最中にヴィーテ姫の襲撃を受け、健闘空しくデリート。同話ラストで映画館の掃除夫に転生した。
- プルート(冥王星)…アバターを使っての介入にとどまっていたが、第44話で映画ミルことバッティと共に「映画トル」と名乗る某映画泥棒もどきキャラとして直接介入。その最中にヴィーテ姫に襲撃され、バッティの自己犠牲によって脱出。バッティの遺志によりサートゥルヌスとナグリに事態の急変を伝えた。
余談
「星々の者」という名が作中に登場したのは第43話。それまで彼らを指す公式名称はなく、視聴者の一部(いわゆる「ヘボット考察班」)は暫定的に彼らを「上位者」または「上位存在」と呼んでいた。