概要
高倉健主演で、東映によって1965年から1972年にかけて制作されたヤクザ映画シリーズ。全9作。東映東京撮影所製作。『網走番外地』シリーズ、『日本侠客伝』シリーズと並ぶ高倉健の代表的シリーズである。なお、シリーズとされているが各作品の設定やストーリーに繋がりは無い。
第1作『昭和残侠伝』は太平洋戦争終結直後、第2作以降は戦前の昭和初期を背景に、新旧のヤクザ勢力の対立を描く。
シリーズ
- 第1作『昭和残侠伝』(1965年10月1日公開 東映東京撮影所製作)
監督:佐伯清、脚本:村尾昭、山本英明、松本功
出演:高倉健、池部良、三田佳子、江原真二郎、松方弘樹、梅宮辰夫 他
- 第2作『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』(1966年1月13日公開 東映東京撮影所製作)
監督:佐伯清、脚本:山本英明、松本功
出演:高倉健、池部良、三田佳子、津川雅彦、三島ゆり子、芦田伸介 他
- 第3作『昭和残侠伝 一匹狼』(1966年7月9日公開 東映東京撮影所製作)
監督:佐伯清、脚本:松本功、山本英明
- 第4作『昭和残侠伝 血染の唐獅子』(1967年7月8日公開 東映東京撮影所製作)
監督:マキノ雅弘、脚本:鈴木則文、鳥居元宏
出演:高倉健、池部良、藤純子、津川雅彦、金子信雄、加藤嘉 他
- 第5作『昭和残侠伝 唐獅子仁義』(1969年3月6日公開 東映東京撮影所製作)
監督:マキノ雅弘、脚本:山本英明、松本功
- 第6作『昭和残侠伝 人斬り唐獅子』(1969年11月28日公開 東映東京撮影所製作)
監督:山下耕作、脚本:神波史男、長田紀生
- 第7作『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970年9月22日公開 東映東京撮影所製作)
監督:マキノ雅弘、脚本:大和久守正
出演:高倉健、池部良、藤純子、加藤嘉、中村竹弥、長門裕之 他
- 第8作『昭和残侠伝 吼えろ唐獅子』(1971年10月27日公開 東映東京撮影所製作)
監督:佐伯清、脚本:村尾昭
出演:高倉健、池部良、鶴田浩二、松方弘樹、松原智恵子 他
- 第9作『昭和残侠伝 破れ傘』(1972年12月30日公開 東映東京撮影所製作)
監督:佐伯清、脚本:村尾昭