梁山泊塾
りょうざんぱくじゅく
勝鬨勇雄、梅杉剣、竹田真が所属するスタンダード次元のデュエル塾。
「デュエルに笑顔は禁物」「勝つことが全て」という教えを徹底したデュエル塾で、勝つためならば非道な手段も厭わずリアルファイトで相手の身体に直接的な物理攻撃も辞さずにアクションカードを奪い取るというとんでもない戦術を披露している。実際に舞網チャンピオンシップ出場者の上記3名は塾の教え通りにリアルファイトを行っていた。
よくデュエル中断や反則負けにならなかったものであるが、あくまでアクションカードの取り合いという名目であればかろうじて許されているようである(無論ルールの隙間を突いたグレーゾーンな戦術であるというのが作中での認識であり、観客からも「卑怯な手」と見なされているが)。
全寮制で一度入寮したら大会以外では寮から外出することは出来ず、プロデュエリストになるまでは両親と面会することすらできないという過酷な塾として有名であり、塾生はそこでただひたすら勝利のためのデュエルを磨いている。そのためかデュエル塾としての実績は認められているようでプロ輩出数はLDSに次ぐ業界2位である。
しかしアクションを除いたデュエル内容を見ると、単純に高攻撃力でシンプルな効果を持つ最上級モンスターを出しそれで押し切るというものが多い。
作中の「強引で手荒」という表現も、言い換えれば「単純な力押し」とも受け取れ、リアルファイトも含めて脳筋寄りな戦術が目立ち、その戦術を逆手に取られている場面もあった。
共通して一番目の文字が決まっている。
メインデッキのモンスターは「天」と名のつくモンスター群と「地」と名のつくモンスター群、融合モンスターは「覇」と名のつくモンスター群で構成されている。二番目の文字はモンスター毎に違う。
「天」と「地」からモチーフは、水滸伝百八星における上位36星の天こう星三十六星、下位72星の地さつ星七十二星と思われる。
2018年に勝鬨勇雄のシリーズ、2022年に梅杉剣のシリーズがOCG化している。竹田真のシリーズのみ未定となっている。