CV:大友龍三郎
概要
『名探偵コナン』初期のエピソード「スキーロッジ殺人事件」の登場人物。37歳。
新聞記者で、この事件の被害者である杉山の関わった『ある疑惑』を追求していた。
黒ずくめの衣装に身を包んだ奇怪な風貌の男で、言動も江戸っ子口調であるが陰気で不気味である。作中ではコナンが偽証をしていると疑るなど、今までの本作の登場人物とは違い陰険な一面を見せた。
とはいえ、陰険な口調ながらも次の犠牲者が出る可能性や高校生が人前で推理する法的リスクを警告するなど、山荘での指摘自体は極めて的確。山荘に集まった事件関係者への陰険な態度も、『ある疑惑』に基づく不信感から来るものかもしれない(犯人からも記者として一種の信頼をされていたかのような描写もある)。アニメ版では犯人から動機が語られた際に、神妙な表情を浮かべていた。金田一のいつき陽介のように実は熱い一面も持っている可能性も…あるか?
近年のエピソードだとコナンサイドに有能なキャラも増えているが、彼が登場したのは灰原哀などのキャラクターも登場していなかった初期のエピソードの為、コナンから見ると当時は手強い相手だったと言えるだろう。
宮野厚司、烏丸蓮耶、大黒連太郎(偽名の可能性あり)、エドワード・クロウ、叶才三などといった脇役の皆様と同じく、「あの方」の正体では、という説もネット上で出ている。
そして何より、名前がシャーロック・ホームズの宿敵・モリアーティ教授から取られているという点も興味深い。
関連項目
ネタバレ注意
女子高生 恩師の罪を自ら暴く
サンデーうぇぶり内の連載30周年を記念したコナン・リーディングクラブでは、この事件について彼が書いた記事を読むことができる。
事件を解決した蘭を称賛しつつ、涙ながらに犯人を指摘した彼女の心情に寄り添う内容となっている。
また、飽くまで「犯人の教え子の女子高生」とし、名前は出してない。