概要
ゲーム中盤に訪れるエリア「土の塔」最深部で待ち受けるボスキャラクター。
この先の「溶鉄城」に待ち受ける”4つの偉大なソウル”の持ち主・鉄の古王の妃であったのだが、デーモンに変化してしまったようで半人半蛇のラミアのような姿をしている。
また、首が胴体から離れており、それを魔法触媒として持ち歩いているのが特徴。
キャラクター
かつては誰よりも美しいと評されるほどの美女と伝わっているが、古王の愛がミダ以外の「誰か」に向けられている事を知って嫉妬に狂い、彼を振り向かせるために「溜りの谷」の毒を利用し、より美しくなろうと目論むが、その強すぎる愛故か毒のせいか狂気に陥っていき、「傀儡の術」を使って人々を拉致するなど奇行を繰り返した末、怪物化してしまった模様。
美しさを追求したにも拘わらず、自らの姿を目にする者を激しく憎悪しており、そのせいか彼女に仕える人形・仮面の傀儡は顔をむしり取られている。
また、土の塔下層の中ボス・貪りデーモンは元来ミダに仕える人間だったのだが、デーモンと化しながらもミダの下を離れず、報われない愛に殉じ続けているという。
彼女亡き後に土の塔は崩れ去ったようで『ダークソウル3』の「吹き溜まり」エリアでは「土の塔の残骸」を見る事が出来る。
ボスとして
最大の特徴はボス部屋全域が毒沼と化している事。今作の毒の体力減衰は非常に激しく、エストを飲む速度が遅いのでこのボス部屋はかなり凶悪。
毒沼の中では当然ながら毒の状態異常値が蓄積し、移動速度が低下してしまう。
更にミダは毒沼の中に入るとHPを回復する為、長期戦になればなるほど苦戦を強いられる。
土の塔攻略中にあるギミックを作動させれば外周部分のわずかな部分のみを残して毒沼が干上がって戦いやすくなるのだが、そのギミックはノーヒントなうえ場所も分かりづらい為、多くのプレイヤーが苦戦を強いられた。
(流石に調整ミスと判断されたのか、ハイスペック版では仲間NPCが「それ」に対して過度なジェスチャーを見せ、ギミックを成立させると喜びを見せるアクションが追加された。旧版は最終アップデート後も完全にノーヒント)
攻撃手段は手にした三又槍、尻尾を使った攻撃、首からの攻撃魔法の物理魔法を備えた魔法戦士型。
三又槍の攻撃はリーチが長く、突きに払いだけでなく、ある程度距離を離しても飛びついて突き刺して攻撃をするなどパターンが多彩。
槍の届かない背後に回ると尻尾を振り回してくるが、尻尾を部位破壊すれば弱体化させることが可能。残念ながら尻尾を破壊したところでアイテムドロップはない。
魔法攻撃に関しては、横方向に拡散するソウルの矢らしきもののほか、首を手榴弾のように投げつけ、魔法の爆風を発生させるというものもあり、魔法属性の攻撃なので理力の低いキャラはシャレにならない被ダメージが出てしまうので注意。
が、土の塔では本作最強とも言われるNPC「道化のトーマス」を召喚可能。しかしギミックを解除しないとサインが見つかりにくい。
更にトーマスの攻撃手段は呪術メインなうえにミダは火属性攻撃に弱いので彼を召喚しておけば恐ろしい速度でHPを削り取って行くので負ける方が難しくなってしまう。
更にハイスペック版ではトーマスの他に協力NPCサイン2つ追加されるようになったので更に楽々倒せるように変更された。