『イメージファイトⅡ』の沢村翔
CV:古谷徹
国連宙軍に所属するOF-1ダイダロスのパイロット。22歳の日本人の青年で、高校卒業と共に自衛隊に入隊し、天性のカンと父譲りの技量により入隊から僅か3年で国連宙軍のパイロット候補生としての推薦を受けたという経緯がある。
直情径行な性格で突っ張って見せている面があるものの、情に脆く純粋な一面があり、本作から3年前の2048年に起きた月戦争(ルナティック・ウォー)の最中に消息不明となった父の雅哉を強く惹きつけてやまなかった「空」が何であったかを求め、いつしか自身も父と同じ戦闘機パイロットへの道を志すようになる。
射手座方面宙域に地球外生命体の反応が確認された2051年、土星外周リング付近にてOF-1で哨戒飛行を行っていた彼は土星の浮遊遺跡を調査中に襲撃に巻き込まれたフォン・アルゼンスタイン博士とその助手のレイ・ファロンを救出。彼女との逢瀬や厳しい訓練を経て、ショウは新たな機体OF-3ガルーダと共にエイリアン・フォースとの激戦に身を投じていくことになる。
「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズの沢村翔
CV:近木裕哉
ヤマトに乗艦する航空隊員の一人。階級は三等宙尉(続編で二等宙尉に昇進)。愛媛県出身。
乗機はコスモファルコン(『2199』)→コスモタイガーⅡ(『2202』以降)。ファルコンの機体番号は104。
初登場となる『宇宙戦艦ヤマト2199』時は19歳で、航空隊内では山本玲、小橋拓哉と並んで最年少。
航空隊の脇役としては登場機会が比較的多く、七色星団海戦では僚機の小橋機を撃墜されながらも、協同で敵空母「バルグレイ」を撃沈する戦果を挙げる。また、劇場版『星巡る方舟』では準レギュラー級の活躍を果たした。ちなみに『星巡る方舟』BD特別版のピクチャードラマによると、山本よりも(操縦が)器用らしい。
続編でも引き続き登場。『宇宙戦艦ヤマト2205』では山本と自身を除く航空隊メンバー全員がヤマトの僚艦となる戦闘空母ヒュウガへ転属となったため、篠原弘樹の後任として副隊長に就任している(隊長は山本)。かつて最年少だった彼も今では若手を束ねるタフな兄貴分になっているという。
『2199』初期は航空隊のその他大勢程度の扱いのキャラクターで主だった設定はなかったが、作中で活躍が増え、『2199』本編終了後の近木氏のブログによれば、推定年齢は19歳くらいではないかとのことだった。その後、先述の劇場版『星巡る方舟』の公開にあたり、出身地・年齢などが公式に設定された。