概要だぜ!!
藤岡建機作『メダロッターりんたろう!』の主人公。口癖は『~だぜ!!』で、ロボトル開始の合言葉は『ロボトろーぜ!!』であり、愛機・カンタロスの機動コードになる。
炎を彷彿させる赤髪が特徴。
連載開始時点では亀山小学校の4年生であり、こう見えて実はイッキ達より年上。
初代・2当時には無かった熱血系主人公であり、後のコイシマルやアズマの元祖と言える。
かつてアガタヒカルにメダロットの大切さを教えてもらった事で彼に憧れを抱き、目標としている(当のヒカルは噂の独り歩き感覚で、少し照れている)。
そのため、愛機を失ってやさぐれていたハスケに後継機のブルースドッグを薦めたりと優しさを見せる。
愛機はメタルビートルの『2020タイプ』の改良機・カンタロス。
家族には母親と姉がおり、どちらもりんたろうと似ても似つかない大人しい性格である。
劇中の活躍だぜ!!
小学4年生になり、男子メダロット部(通称・ダメロット部)に入部し、ハスケやムツキ、バフサク、そして顧問のたまを先生と共に、日本一のメダロッターを目指してロボトりまくる。
ロボトルの腕前は天才的と言って良く、彼の熱い魂と相まって、カンタロスにKBT型らしからぬ高い性能を発揮させている。
あのコウジですら苦戦させるのだから凄いものである。
海馬竜とマッハマッシヴ、小鰭以蔵とハイウェイスター、宿敵の鮟蔵一家といったライバル達との戦いを経て、
鮟蔵具左衛門が放った『Xメダル』搭載のブラックメイルを激闘の末にバラバラにし、海に沈めた。
実質続編の漫画版メダロットRでは天領イッキのメタビーとロボトルするが、ハスケがカンタロスとメタビーを間違えるという大ポカから、フレンドリーファイアでまさかの敗北をする(これには、亀山小の校長とジック先生も愕然としていた)。
すっかり意気消沈し、しばらくはまるで修行僧のような姿になった(ちなみに坊主頭になっているが、剃った訳ではなくカツラを被っただけ)。
しかし、新しいカンタロスの機体としてダメロット部が考案した設計図を見たジック先生によって、アークビートルが自宅に送られてカンタロスが復活し、元の性格に戻る。
『X計画』に向けた選定ロボトルの最中、以蔵の妹が偶然拾ったXメダルによってブロッソメイルが現れ、以蔵の妹やメダロット達を取り込みながら暴れまわる。
宇宙メダロッターMとして現れた海馬竜を始めとする宇宙メダロッター軍団がブロッソメイルと戦い始め、りんたろうも宇宙メダロッターの最後の1人・宇宙メダロッターRとして戦いに赴く(ついでにハスケや以蔵も勝手に「宇宙メダロッター∀」、「宇宙メダロッターZZ」と名乗った)。
ハスケを庇ってブロッソメイルに取り込まれるが、体内で以蔵の妹の体を借りたXメダルと対話し、「貴方にとってメダロットとは何か?」という質問にある答えを導き出す……。
他の媒体での客演だぜ!!
本家、漫画版メダロットでもゲストとして少し出演。カンタロスもアークビートルとして出演している。描写から、イッキのメタビーとの仲は良好らしい。
また、辻斬り紛いの事をしているタマオ・ビルパーレンに、唯一返り討ちにした。流石。
ゲーム版メダロット2では、クリア後にメダロッ島で迷子になっていた(弐COREではロボトルできるが、カンタロスは修理中なので別の機体を使っている)。
続くメダロット3では、クリア後にヒカルを探して各地を走り回っている。
メダロット4で本格的に本編に絡むようになり、前述の出来事からイッキ達とは顔見知りという事になった。亀山小学校を支配するコクエンに、ダメロット部の面々と共に立ち向かう。
メダロットRやメダロットNaviにも、ダメロット部と共に出演している。
メダロットNaviのクワガタバージョンでは、マッハマッシヴを使用している。海馬ェ……。
アニメ版にも登場しており、やはり天才的な強さを誇る。何故か、純米カリンに犬のように飼い慣らされていた。
初登場はメダロッターの有無にかかわらず問答無用でロボトルを挑んでおり、キクヒメのペッパーキャットをはじめとするメダロットが被害を受け、イッキとメタビーにあらぬ疑いがかかるというトラブルメーカーとして登場。無実の罪を着せられたイッキとメタビーはりんたろうとカンタロスの被害を受けたメダロッターとメダロット達に追い回される羽目になり、濡れ衣を着せた張本人のりんたろうを白い目で見ていた。
因みにアガタヒカルがかなり美化されているのか、他のメディアと違い、憧れの人物本人だとは気が付かなかった。
ちなみに、ハスケとドギーも別の話にてアニメ版に出演している。