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津軽海峡フェリー

つがるかいきょうふぇりー

青森県と北海道の函館市を結ぶフェリー。いわゆる青函航路の一翼
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概要

本社は北海道函館市。道内から東北・関東・北陸・九州と手広くフェリー運航を行っていた東日本フェリーの子会社であったが、同社の経営不振のため青函航路(青森~函館線)、大函航路(大間~函館線)を継承。元々は青函航路にて貨物フェリーを営業し、これも旅客化している。なお青森室蘭線は行政の支持が得られないとして継承を断念した。その後東日本フェリーの破綻により、同社を吸収合併した広島の海運会社リベラの子会社となる。

函館と青森を結ぶ航路は同社のメイン航路で、「青函フェリー」とともに、現代の青函航路の一翼を担う。青函フェリーが保守的な運航なのに対し、同社では船内席の多クラス仕様化や、高速道路インターチェンジさながらのスマートチェックインゲートの採用など、新機軸を徹底的に打ち出しているのがウリである。かつては最高速度36ノットの高速フェリーも運航していた。
一方距離の短い大間航路は「ノスタルジック航路」として売り出している。

使用船舶

ブルードルフィン

元々東日本フェリー青森室蘭線に就航した「ほるす」であり、同航路休止後は青函航路に就航するも、後述のナッチャン姉妹の就航で韓国に売却され「パンスターハニー」となる。その後釜山と日本を結ぶ航路などに就航するも、津軽海峡フェリーに再転売され、元の青函航路に戻った。
最上級クラス「プレミア」にはジャクジーつきのバスルームまであり、2時間ではとても満喫しきれないほどである。元々これは韓国時代の設置である。他に日本初となるドッグバルコニーなどの設備もある。

ブルーマーメイド

2014年就航の最新船。ブルードルフィンをモデルに新造したもので、船内はバリアフリーに対応。船首部にオーシャンビューのリクライニングシートが設置されている。
2016年にも同型船の増備が予定される。

びなす

ブルードルフィン、元の「ほるす」の同型船であり、ほるすが相次ぐ転配で内装が様変わりしたのに対し、1995年当時の内装を基本に作られている。
そのためブルードルフィン、ブルーマーメイドとは客室等級の呼び名や設備が異なる。なお、特等(他の二隻は「スイート」)に和室が存在するのは当船のみ。三菱重工下関造船所の1000番目の製造船。

えさん2000

津軽海峡フェリー生え抜きの第1号船であり、旅客対応後初の新造船。他の船が東日本フェリー引き継ぎ船及びその後継船のため多彩な船室を有するのに対し、同船舶のみ2等モノクラスのシンプルな船内となっている。
貨物船会社時代を反映しているのか、同社では唯一の特定便(危険物積載車輌指定便)対象船舶となっている。

大函丸

大間航路専属便。ノスタルジック航路の名に恥じない(?)保守的な外観。同社の船舶では最小。ただ2013年の製造で、客室は青函航路並みに新しい。客室はスタンダード(雑魚寝部屋・2等)と座席2クラスの構成。
名前は、1964年に同航路に就航した同名のフェリーに由来している。

ナッチャンWorld

東日本フェリーからの引き継ぎで、オーストラリア・インキャット社製の双胴高速フェリー。同型船としては世界最大級であるが、全長112mは津軽海峡フェリーの中では特段大きいものではない。
高速フェリーの名に恥じず、姉妹船の「ナッチャンRera」と共に青函航路を在来船の倍の速度で運航するが、お値段も倍以上というなんとも微妙な結果となった。
かつて同じウォータージェット推進の高速フェリー「ゆにこん」を投入するも、曳き波による漁業被害や欠航率の高さから僅か3年で売却した経緯があり、本船の就航にあたっては「ゆにこん」の失敗を繰り返さないよう研究が重ねられ、就航率については改善となった。
しかし2000年代後半の燃料高騰により運行停止を余儀なくされ、東日本フェリーの破綻とともに「Rera」は台湾へ売却。残った同船も沖止めされたままであったが、津軽海峡フェリーは夏季の多客期にのみ運航し乗船客を賑わせた。
だが、2012年以後はそれも休止となり、事実上引退状態にあったが、防衛省が同船を災害時に活用できる輸送船として活用するために借り上げたことで、自衛隊のチャーター輸送船となる。

関連項目

フェリー 青函連絡船
青函フェリー - 同業者。
自衛隊

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